子供の風邪

これから寒くなるにつれ子供の風邪も増えてきます。

風邪の原因はウイルスによるものが9割、細菌によるものが1割と言われます。ウイルスによるものには抗生物質は全く効かず、細菌によるものは抗生物質をうまく使えたときだけ効果があります。つまり、風邪にかかったとき抗生物質を必要とする子供は実は1割以下なのです。但し、他の感染症を予防するためにほとんどの医師は抗生物質を使います。

ということはウイルスによる風邪は、安静にして体力を消耗しなければ自然治癒するものなのです。要は体力があれば感染症は防げますで、病気になる前に体力をつけて予防をすることが大切です。

さらに、中国では板藍根がよく使われますが、日本ではハーブティの<板藍茶>があり、うがいやお茶として手軽に使え、これからの季節にオススメです。

    

「ガンを治す」の話を聞きました

「ガンを治す 人生を癒す」という講演を聞きました。講演された方は、NPO法人 ガンの患者研究所の川竹さんです。

 http://www.naotta.net/

人間、絶好調の時に病気にかかりやすい反面、忙しいために見逃してしまいがちです。仕事が忙しい時というのは帰る時間も遅く寝不足気味ですし、接待などあればお酒も沢山のみ、油っぽい物を好んで食べます。つまり心・ストレスの乱れ、食事の乱れ、ライフスタイルの乱れという原因から「ガン」という結果を生み出してしまうのです。

さて、「ガン」と宣告されてしまったらどうしますか?ここでは「神様のメッセージ」として生活を変える最後のチャンス、最終警告と考えるそうです。

ガンになっても、これからどうやって生きていこうかと考える時間はあります。自分にとって嫌な事や悪いことを思い切って切り捨て、気持ちの良いことだけ選んで楽しんでやることが体にプラスに働くことも多くあります。そして廻りで治った人がいたら

「あの人は特別・・・・」ってマイナス思考ではなく!

「あの人が治ったのなら私だって!!」というプラス思考でいきましょう!

というものでした。

また、あるTVで、ガンの方が、登山をご主人と始められてから夢中になり、気が付いたら進行が止まっていたという話も聞きました。

自分の人生を改めて見直し、今までやりたくても出来なかった事にどんどんチャレンジし、プラス思考の自分を持つことが大切なんですね。

当店でもガンの相談に来られる方が沢山おられます。是非、参考にさせて戴きたいと思います。  (カク 記)

子供の睡眠時間

中医小児科学での子供の睡眠時間は、<6ヶ月~12ヶ月は15~16時間> <2~3才は12~14時間> <4~6才は11~12時間> <7才~は9~10時間>となっています。小学校高学年でも、8時間の睡眠は必要と思います。

しかし、大人の生活時間が夜型になり食事が遅くなったり、学習塾では10時に終了し、家に帰ると11時前という子供さんもおられます。学校の始まり時間は固定していますから、慢性的に睡眠不足の子供が増え、発達に影響を与えるのではないかと心配します。

カリフォルニア大学では、子供の睡眠時間と学業成績の関連を研究し、睡眠時間だけでなく良質の睡眠をとることで、良い結果を得られるということが発表されています。それもトータルで8時間眠っているということでなく、規則正しい睡眠習慣が大事なのです。

お子様の学習成績を上げたければ、睡眠時間をしっかりとることを考えてみて下さい。心身の正常な発達のためにも大事なことなのです。

子供の疲労

子供が疲れやすいというのは、実際に時間に追われて心身が疲労しているケースがほとんどと思います。その原因を取り除いてあげればよいのですが、現実は習い事や塾をやめるわけにもいかず、親御さんも悩むところです。

子供の場合は、疲労回復というより、体力をつけることが中心です。

食が細くて寒がりのようなタイプには、お腹を温め、食を増やし、体力をつけるものとして<小建中湯>を使います。また、元々発育不良や、体力が低い場合は<六味丸>を用います。

いずれも小児のためのお薬で、証(タイプ)が合えば、長期服用も問題ありません。漢方薬は予防薬として使えることと、歴史で検証されている安全性が特徴です。

子供もストレス病

最近の小学生は、塾やスイミングや習い事などで忙しく、さらに学校の休みが増えた分だけ行事が過密化して、ストレスがますます増える傾向にあります。最近というより、もっと前からと言ったほうが正しいかも知れませんが、ますますその傾向は強まっていると思われます。

そのため、大人に起こる症状が、子供にも及んで来ています。例えば、不眠、疲れ、食欲不振など、以前ではあまり考えられなかったことです。子供に強い薬や西洋薬は継続的には飲ませたくないとして、今日もお母さんが相談に来られました。

7歳の男の子、8時頃に寝る準備をするが、11時ころまで寝られない、そのため朝が起きにくく、どうにか起きたものの朝食は食べたくない、そして体がしんどいということでした。神経が休まることがないために起こる不眠と考え、<抑肝散>を使っていただきました。

抑肝散のように、従来から主として子供に使われる漢方薬がいくつかありますので、順次紹介していきます。

夜間頻尿

「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、本当にピッタリ涼しくなりました。

朝夕涼しくなって急に問合せが増えた症状のひとつに、夜間頻尿があります。今まで暑かったので水分をとる量も習慣的に多く、また冷たいものを飲む習慣の方も多いと思いますが、彼岸を境にして生活を変更する必要があります。

70歳女性のTさん、急に頻尿になり、夜間は1時間ごとにトイレへ行くことになったがどうなったのだろう?と心配してのお問合せがありました。少し細く体重は40kgに満たず、外気の変化をすぐに受けてしまうタイプの方です。

まずは体を温めること、冷たい水はやめて温かいお茶にすること、汗もかかなくなった分だけ飲む水分量も減らして良いこと、そして手持ちの<牛車腎気丸>をしばらく飲むように電話で話をさせていただきました。

この牛車腎気丸という薬は、腹部を温め、排尿をコントロールし、1回の尿量を増やすことで頻尿を改善する作用があり、これからの時期によく使う漢方薬です。Tさんも1週間以内に落着くことと思われます。

痔の痛み

痔の症状には、痛み、出血、痒み、膿などがあります。これらを表現する言葉が<坐剤>の効能書にありましたので紹介しますと、<いぼ痔> <きれ痔> はよく言いますが、他に<さけ痔> <はれ痔> <かゆ痔> があります。

痔は肛門の病気ですが、漢方では大腸経につながり、秋に影響を受けやすいと思います。ちょうど朝夕が涼しくなって、冷えが始まり、血流が悪くなる時期でもあります。

27歳女性、以前から痔が気になっていたのですが、最近出血して痛みがあり、支障をきたすようになったので来店されました。疲れると悪化する、もともと便秘気味、最近は痛みでさらに排便がつらい、排便のたびに出血しているなどでした。

まずは <槐角丸> と<桂枝茯苓丸加大黄> を服用していただき、出血と痛みをはやく改善するために<紫雲膏坐剤>を併用いただきました。

ほぼ即効性で痛みは改善され、出血もとまりました。そして1ヶ月程度ですっかり改善しましたが、根本治療するために<槐角丸>だけをお使いいただいています。

この方のようなケースは多々あり、『痔』は漢方の即効性を実感できる代表的な症状です。

痔の痒み

痔を持ってる方は非常に多いのですが、改めて治療することもなく放置されているようです。そして、痛みや痒みが強くなったり、何日か出血が続くと、はじめて治さなければと思われます。

痔の漢方薬は種類が少ないのですが、いずれもよく効きます! ほぼ即効性ですね。

30代の男性、内痔核があり、出血や痛みはないがとにかく痒い! 寝るときも痒くて安眠できないほどでした。痔はほとんどが肛門部のお血(血流が悪い)が関係していて、そこで炎症が起きているので、これらを改善する<槐角丸>を使っていただきました。また、外用に<紫雲膏>のサンプルを差し上げ、塗っていただきました。

1週間後に来店され、かなり楽になったのでこのまま続けることになりました。

漢方の飲み薬や軟膏、<座薬>は、根本治療薬でありながら、且つ即効性のある対処療法でもあるのです。痔の方はぜひ試してみて下さい!

海外転勤の方の漢方薬

会社への転勤や海外の大学での研究などで、お客様が海外に住まわれることは結構あり、それだけ国際化していることを実感します。

長期出張などで行かれて、日本に時々帰ってこられる方は、その都度漢方薬を手持ちされますが、1年以上帰る予定のない方は発送することになります。それも、運賃が高いことや、税関での検査が厳しくて到着する保証がないことなどを考えると問題があります。特にアメリカ向けは、テロ事件の後検査が厳しくなる一方で、液体のものは疑いがかけられやすく、注意が必要です。

私も昨年中国に行った時ドリンクを10本ほど持っていったのですが、手荷物検査で引っ掛り、言葉がうまく通じないこともあり、一騒動になりました。放棄をしょうと思っても、疑いが掛けられると放棄すらできなくなります。

いろいろ経験しての結論は、海外に出かけるとき、または一度帰ってこられたときにまとめ買いをして、手持ちされることが一番です。そして、常備薬として置かれることをオススメしています。

働きすぎの日本人病

不思議なことに1日の間に同じような相談の続くことがよくあります。今日来られた方の特徴は「仕事の帰りが遅い方」が集中しました。

飲食関連仕事のご主人が帰ってくるのは深夜1時過ぎ。それから夕食をとり、終われば2時になるため、付き合っている奥様の体調に影響していました。

その後の方、ご主人が10時過ぎから食事をし、体重がかなり増えたための相談でした。夜の食事を変えないとまだまだ増えると思われ、<マイクロダイエット>と野菜だけにしていただくことにしました。

さらにその後来られた女性、コンピュータ関連仕事をされていて、毎日最終電車で帰ってから食事をするため、お肌にトラブル発生。胃腸薬の<六君子湯>などをお使いいただきました。

若い方はまだしも、年齢とともに病気が現れること間違いなしです。働きすぎに気をつけてください。