首がつまる

以前よりお越しの50歳の女性Hさんは、3ヶ月前から眼瞼痙攣が時々起こり、特に人と話をするときなどに症状がひどくなるとのご相談でした。
今までにはなく初めての症状でしたが、病院に行くほどでもないので漢方で治したいとのことでした。
その他には、肩から首にかけてつまり、舌が引っ張られるような感じがするようでした。
そこで、首から上が慢性的に緊張状態にあるため生じていると考え、平肝作用の<釣藤散>をお使いいただきました。
1週間後にお越しいただいた時は、すっかり症状が改善して楽になっていました。
釣藤散の効能は、頭痛や高血圧とされていますが、漢方では<平肝潜陽><明目><化痰>の作用があり、肩や背が凝ったり、目が充血したり、痙攣するなど、首から上の様々な症状に使います。
症状にうまく合うと、1週間でも充分改善するものです。
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動悸と肩こり

30歳のAさん(女性)。以前から来店されている方です。

営業のお仕事をされているのですが、常日頃から肩こりに悩まされています。
風邪もよく引かれ、その時はさらにひどくなるみたいです。

育児をされながらお仕事をされているため忙しく、ストレスも大分たまっておられるようです。
不整脈があり、息苦しさや不安、イライラ、動悸などが時々起こるとお困りでした。

疲れがあり気血のめぐりも悪いようでしたので、気虚と陰虚を改善する<麦味参>や、疎肝剤の<加味逍遥散>を服用して頂きながら
動悸がひどい時に感應丸気を服用して頂くように致しました。

しばらくこのような感じで服用を続けて頂いたところ、
症状がだいぶ軽くなり、頓服的に服用してきた感應丸気を飲む回数も減ってきたようです。

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肩こりの漢方

10年来お越しいただいている女性Nさんは、今まで冷え症やめまい、頻尿、膀胱炎など、その時々の様々な症状を漢方で乗り越えてこられたのですが、最近は肩こりが気になるとのこと。

そこでたくさんの方にお使いいただいている活血剤<冠元顆粒>を使ってもらうことにしました。

2週間後お越しいただき、『この薬はとても効いて、肩こりがすっかり気にならなくなった』と報告いただきました。
肩こりの原因には、血流や、気の巡り不暢、緊張、のぼせなど様々ですが、<冠元顆粒>が適応するケースは多く見られます。

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長年の肩こり

肩こりは多くの方にみられますが、症状が酷くなると他人にはわかってもらえない辛さがあります。

25歳の女性Kさん、子供の頃から肩こりがあったのですが、最近は酷くなったため相談に来られました。お聞きすると、気分的に落ち込みやすく、ストレスをためやすい性質で、身体は痩せ気味、色白、冷え症タイプでしたので、<婦宝当帰膠> と 疎肝作用の<逍遥丸>をお使いいただきました。

1ヶ月ほど経過して、肩こりは楽になり、体調も良くなったと喜んでいただきました。Kさんは以前にも<婦宝当帰膠>は使われたのですが、その時は良くならず、今回<逍遥丸>と併用したことで効果が現れたようです。

一般的に肩こりの原因は<気の滞り> <血の滞り> <水の滞り>がありますが、どれが一番の原因かを知り、処方を決めることが大切なのです。

首・肩・腰のこわばり

肩こりは多くの人に見られますが、酷くなると首がつまる感じや、背中がこわばり、腰まで及ぶことがあります。

28歳のYさん、最初は首がつまって重苦しく、酷いときには嘔吐すると相談にこられました。そこでまずは平肝作用の<釣藤散>などをお使いいただきましたところ、2週間程度で楽になって、嘔吐することも無くなりました。

しかし、背中の緊張がまだ取れないため腰に及んで、腰が重く痛いとのことでした。これには<疎経活血湯>を加えることで改善されましたが、仕事の疲れなどで痛みは移動するため、これらのお薬を調子によって使い分けていただいています。

長い間の症状ですので、まだまだ時間がかかりそうです。

肩の冷えと凝り

肩こりにも様々なタイプがありますが、一般的には血流が悪いのが原因です。極度の凝りの場合は、冷えが強くなります。

66歳の女性Kさん、肩甲骨周囲が痛く、芯が冷たいので、中にカイロを入れたい位と4年前に相談にこられました。そのときは活血作用の<冠元顆粒>と辛温解表薬の<葛根湯>を併用することで楽になり、しばらく継続されていました。そしてしばらく休薬されていましたが、最近再び背中が寒く感じるといって再来され、今回は<冠元顆粒>だけをお使いいただきました。

基本的に血流の悪いタイプの方ですので、少量でも漢方薬を続けると再発しないのですが、ほとんどの方は調子がよくなるとすっかり止めてしまわれるのが常ですね。

肩のこりと首のつまり

雨の前後に、肩がこる、後頭部が詰まったようになり、息苦しく重くなる方がおられます。特にムチ打ちを経験した方にはよくあることです。

西洋医学では矯正、牽引などが行われますが、漢方薬も軽い症状には良く効きます。

36歳の女性Kさん、雨が降った後はいつも肩や首が詰まってユーウツになるとの訴えでした。肩こりには<葛根湯>とばかり、まずは使っていただいたところ、15分ほどして効果が現れ、首の後ろにあった何かがすっきり消えて楽になったと驚かれました。

漢方薬Kは、『熱や凝りを発散させる』という作用があり、効くときはほぼ即効性で効くものです。昔から<葛根湯医者>という言葉がありますが、馬鹿にはできません。とても優れた漢方薬です。