健伸堂

MENU
  • メール相談
  • ご来店予約
お問い合わせは…075-353-7600
不妊・女性のご相談の方 宇治本店をお探しの方
  • HOME
  • 健伸堂とは
  • 漢方を知る
  • こんなお悩みの方に
  • 不妊でお悩みの方に
  • ご相談
  • 店舗のご案内
  • 漢方薬のご紹介
  • FAQ
漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

月別: 7月 2015

水毒による様々な症状

2015年7月31日 by 健伸堂

胃腸からの水分吸収が悪いと、胃内で水分が滞留し(胃内停水)、おなかがチャポチャポという症状(振水音)が現れます。

それによって様々な症状が引き起こされることがあります。
例えば、下痢、めまい、ゲップ、口が苦い、鼻水が多いなど、<水毒>が原因となっていることが多くあります。

50歳のKさんも、上記の症状に加え、頭頂部の頭痛や、それに伴う吐き気が気になり相談にお越しになりました。
舌診では、やや紫舌で白苔、すなわち水湿が胃腸にある状態です。

そこで<漢方薬R>や<漢方薬K>などをお使いいただきました。
2週間後、たくさんあった症状がかなり改善してきました。
まだ完全ではないので、しばらくお続けいただいています。

水毒は胃腸機能が弱い場合や、水分の摂取が多い場合にも起きます。

最近は猛暑ですので、しっかり水分を摂る必要がありますが、夏が終わり、秋から冬になっても同じペースで水分を摂ると、<水毒>になることがあります。

季節に応じた、運動量に応じた水分の摂取が大切です。
多く摂ればよいという、マスコミの話には注意が必要ですね。

suidoku.jpg

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆

カテゴリー: 未分類 タグ: めまい, 下痢, 水毒, 鼻炎

高血圧の漢方

2015年7月29日 by 健伸堂

以前からお越しの60歳の女性Tさん、血圧が少し高く、最高血圧が150、最低血圧が90程度となっていました。病院では経過観察でお薬は出ず、漢方薬を使うことになりました。

お薬は活血薬の<冠元顆粒>や化痰作用の<釣藤散>などを併用いただきました。
その後も血圧は変動していましたが、約2年経過して最近は体調もよく、最高血圧は130程度で安定してきたとのこと、お薬も減量して継続されています。

血圧は生活状態やストレスにも影響を受けますので、薬だけで改善ができるものではありませんが、時間をかけて体調を整えることで、結果として血圧が下がったようです。

漢方では、病気だけを見るのでなく、生活も含めてその方全体をみて対応するのが特徴なのです。

ketsuatsu.jpg

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆

カテゴリー: 未分類 タグ: 高血圧

男性の不定愁訴

2015年7月17日 by 健伸堂

女性の更年期症状では不定愁訴がよく聞かれますが、男性でも同様のケースがあります。

40歳のAさん、頭痛、耳鳴り、不眠、目がぼやける、記憶力が低下、ふらつき、首が痛い、などなど、たくさんの訴えがありました。

何から考えていいのか、主訴がどれか考えた上、<肝鬱>~<肝風内動>と捉え、漢方薬Cをお使いいただきました。

1週間後また症状は変化し、考え事ができない、言葉が出にくいなどで、羚羊角などが含まれる漢方薬をお使いいただきました。

その後も症状は変化していたのですが、あるとき「甘麦大棗湯」と「柴胡加竜骨牡蠣湯」をお使いいただいたところ、全体的に症状が安定し改善してきました。

甘麦大棗湯は、<養心安神>の薬で、思慮過度で心陰が虚したときに使われます。
いわばストレスが身体を消耗させるような状態です。

中国の古典「黄帝内経」には、『心病めば麦を食うべし』とあり、成分の小麦が安神に働くとされています。

女性の不定愁訴、いろいろと症状が変化し、訴えが多いお客様には、まずは<逍遥顆粒>がファーストチョイスとなりますが、男性でも同様に「逍遥顆粒」や「竜骨牡蠣」などが有効なことを経験させていただきました。

hutei.jpg

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆

カテゴリー: 未分類 タグ: 不定愁訴, 更年期症状, 養心安神

胃の不調 その2

2015年7月15日 by 健伸堂

梅雨時期に多い胃腸トラブルの例です。

以前からお越しの32歳の女性Iさん、おなかがゴロゴロして、少し張っていて、便は時々ゆるくなるので漢方薬が欲しいとのことでした。

I さんは以前から胃弱傾向があり、建脾散や六君子湯をお使いいただいていましたが、今回はこの時期の<湿>が影響していると考え、<半夏瀉心湯>をお使いいただきました。

その2週間後お越しになり、ずいぶんスッキリしたようですが、まだ湿気が多い季節ですので、そのまま継続されています。

健脾散は水分がおなかに滞留してゴロゴロし、吐き気、下痢気味などに対して、おなかを温め、水分の代謝を良くする作用があります。

また、おなかがもたれて食欲がない時にも効果があります。

比較的早く効果が現れる漢方薬です。

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆

カテゴリー: 未分類 タグ: ゴロゴロ, 下痢, 吐き気, 胃痛

胃の不調

2015年7月13日 by 健伸堂

梅雨時期には胃腸のトラブルが多く見られます。

50歳の女性Kさんは、2週間前からおなかの調子がおかしいと相談に来られました。
症状は、下痢気味で、ゲップが出て、おなかがチャポチャポとする、腸がゴロゴロする、めまいのようにフワフワするなどが気になるようでした。

丁度この時期によくある症状で、身体に<湿>が溜まりやすいため起きていると思われました。

さらに、頭痛がしたり、ホットフラッシュなど、更年期の症状も見られました。

そこで漢方薬は、おなかを温め、水分を代謝する<六君子湯>と、ホットフラッシュに使う<加味逍遥散>を併用いただきました。

1週間後お越しになり、おなかの症状はすっかり良くなり、めまいも軽減し、頭痛も少なくなってきたとのこと。
短期間の改善で喜んでいただきました。

漢方薬もピッタリ合うと、ほぼ即効性があります。

ityou.jpg

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆

カテゴリー: 未分類 タグ: めまい, ホットフラッシュ, 更年期, 胃腸, 頭痛

湿気による頭痛

2015年7月8日 by 健伸堂

58歳の女性Kさんは、以前から頭痛があり、良くなることがないので相談に来られました。

頭痛は天候の悪い時、夏の時期に多く、前頭部が重い感じとなり、めまいを伴うこともあります。症状がひどい時は吐き気がし、戻すこともありました。

舌診では<白苔>で、明らかに身体に<痰湿>が滞留している状態でした。

そこで漢方薬は、水分代謝を改善し、身体から湿を軽減する<半夏白朮天麻湯>をお使いいただきました。

そして2週間後には、あれほど続いていた頭痛はなくなりました。

その後も継続していただいてたのですが、先日目の中で光がキラキラする<閃輝暗点>が出たとのことでした。

この症状は脳の血管が収縮や痙攣した時に起きると言われますが、漢方では水分代謝が関連していると考えますので、現在の漢方薬をしばらく継続することになりました。

梅雨時期の頭痛は、ほとんどが<水分代謝>不良に関係するもので、漢方薬を適切に選べば容易に改善することができます。

koke3.jpg

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆

カテゴリー: 未分類 タグ: めまい, 吐き気, 梅雨, 水分代謝, 頭痛

足が重くなる

2015年7月6日 by 健伸堂

むくみや疲れで足が重くなることはよくありますが、漢方薬を飲むと足が重くなるというケースがあります。

以前からお越しの75歳の女性Kさん、昨年から被害妄想の症状が出始め、いつも不安感があるとのことでした。

病院では抗うつ剤が出たのですが、飲み始めるとすぐに足が重くなり、飲めなくなりました。そこで漢方薬を飲むことになり、安神薬の<心脾顆粒>や<柴胡加竜骨牡蠣湯>などをお使いいただきました。

最初は調子がよく、不安感も少しずつ治まってきたのですが、3か月程経過後、漢方薬を飲むと足が重くなって動けなくなり、飲めなくなりました。
薬を変更しても同じ症状で飲めなくなりました。

ところが、他の目的で使っていた活血薬の<冠元顆粒>は飲んでも問題がないとのこと。
どうやら、気分をリラックスさせる効果があると、身体が重くなるようです。

自律神経に関わる漢方薬は、理屈だけではうまくいかず、対応に苦慮するケースがあります。

koke2.jpg

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆

カテゴリー: 未分類 タグ: 自律神経, 被害妄想, 足が重い

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

不妊でお悩みの方に
不妊情報サイト
「漢方でママになる!」

最近の投稿

  • 高齢者のめまい
    高齢者のめまい
  • 梅雨時期のトラブルと漢方
    梅雨時期のトラブルと漢方
  • 腎機能低下による透析と漢方薬
    腎機能低下による透析と漢方薬
  • 高齢者の腎臓病に対する漢方薬 3
    高齢者の腎臓病に対する漢方薬 3
  • 高齢者の腎臓病に対する漢方薬 2
    高齢者の腎臓病に対する漢方薬 2

タグ

のぼせ むくみ めまい アトピー アレルギー ストレス ニキビ 下痢 不安感 不眠 乾燥 便秘 倦怠感 冠元顆粒 冷え症 加味逍遥散 動悸 半夏厚朴湯 吐き気 咳 夏バテ 多汗 婦宝当帰膠 子供 心脾顆粒 更年期 柴胡加竜骨牡蠣湯 桂枝加龍骨牡蛎湯 水毒 湿疹 漢方 漢方薬 牛黄 痰 緊張 耳鳴り 自律神経 花粉症 蕁麻疹 血流 衛益顆粒 頭痛 頻尿 高齢者 麦味参

カテゴリー

2015年7月
月 火 水 木 金 土 日
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
« 6月   8月 »

アーカイブ

Copyright © 2025 漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】.

omega-child WordPress Theme by