男性の不定愁訴
女性の更年期症状では不定愁訴がよく聞かれますが、男性でも同様のケースがあります。
40歳のAさん、頭痛、耳鳴り、不眠、目がぼやける、記憶力が低下、ふらつき、首が痛い、などなど、たくさんの訴えがありました。
何から考えていいのか、主訴がどれか考えた上、<肝鬱>~<肝風内動>と捉え、漢方薬Cをお使いいただきました。
1週間後また症状は変化し、考え事ができない、言葉が出にくいなどで、羚羊角などが含まれる漢方薬をお使いいただきました。
その後も症状は変化していたのですが、あるとき「甘麦大棗湯」と「柴胡加竜骨牡蠣湯」をお使いいただいたところ、全体的に症状が安定し改善してきました。
甘麦大棗湯は、<養心安神>の薬で、思慮過度で心陰が虚したときに使われます。
いわばストレスが身体を消耗させるような状態です。
中国の古典「黄帝内経」には、『心病めば麦を食うべし』とあり、成分の小麦が安神に働くとされています。
女性の不定愁訴、いろいろと症状が変化し、訴えが多いお客様には、まずは<逍遥顆粒>がファーストチョイスとなりますが、男性でも同様に「逍遥顆粒」や「竜骨牡蠣」などが有効なことを経験させていただきました。
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