めまいが短期に改善!

めまいの話は何度か書いていますが、先週も短期間で改善した例がありましたので紹介します。

45歳の男性Hさん、急な動き方をするとめまいを起こしそうで、ゆっくり歩いて相談に入って来られました。体格は肥満気味、水肥りで、6月頃~めまいがひどくなり、横揺れ氏、ムカムカし、耳閉感があり、頭重感があるとのことでした。

詳しく聞くと1日に3,5リットルほどの水分をとっておられ、明らかに水毒(湿困脾胃)状態でした。親が脳梗塞であったので、血液が粘るのを防ぐため多めに摂ってたとのことでした。

そこでまずは口渇をとめるために<五苓散>を使い、身体に溜まった<湿>をとるため<温胆湯>を併用していただきました。あわせて水分摂取を極力減らすようにしていただきました。

1週間後に来店され、あれほど口が乾いていたのがなくなり、自然と水分が減り、めまいがほとんどなくなりました。すごい早い改善でしたがまだ完全ではないので暫く続けていただいています。

水毒によるめまいは、いつも早い改善が見られます。

爪が生え変わり

5月に、冷え症と長引く咳でお越しいただいた40歳の女性Tさん、今日はご主人とお越しいただきました。

最初来られた時は,咳に<平喘顆粒> 冷えに<婦宝当帰膠>をお使いいただきましたが、咳は1週間で治まり、婦宝当帰膠だけ続けていただいていました。

そして今日お聞きした話では、冷えは改善し、朝起きの辛さがなくなり、元気になったとのこと。さらに、足の爪の下から新しい爪が生まれてきて、上の古い爪がとれたとか。

婦宝当帰膠>で代謝が上り、細胞の活性化に繋がったのは理解できますが、爪が生え代わったことは驚きでした。

ネコに田七人参?

当店に長い間お越しのMさん、元々肝臓トラブルに関連して<田七人参>をお使いいただいていましたが、最近は微細梗塞がわかり<冠元顆粒>を併用していただいています。

この方から今日聞いた話ですが、飼っているネコが、夏になると血便が出るときがあり、その都度ハチミツに<田七人参>を混ぜて食べさせると、すぐに止まって元気になるのでネコも喜んで飲むとのことです。

もちろん止血に<田七>は昔から使っていましたが、ネコが元気になるというのは初めて知りました。ぜひ試してみて下さい。

高齢者の下痢

長い間お越しいただいているKさんのお母さんは88歳で、ほぼ寝たきり状態です。

元々胃下垂があり、胃弱なため、食べ過ぎたら下痢や腹痛をおこしておられました。医師からは止瀉薬や胃腸薬をもらわれたのですが、調節が難しく、そのためKさんも世話が大変なため、漢方薬を使うことになりました。

体が冷えて、おなかも冷たいとのことでしたので<真武湯>のエキス顆粒と<人参湯>をあわせて使っていただいたところお腹は温まったのですが、まだ軟便気味とのこと。そこで<参苓白朮散>に変更しました。

その後これらの薬を交互に使っていただき、すっかり改善し、現在は1日1回の服用で順調とのことです。

高齢者には漢方薬の穏やかな効き目がピッタシのようです。

熱体質・寒体質

先日のTV番組「発掘!あるある大事典II」では、暑さに対する人間の体質は「熱体質」「寒体質」に分けられるというテーマでした。

その内容は、汗をかきやすい人は「熱体質」、かきにくい人は「寒体質」で、体内水分量が少ない熱体質の方が熱がこもりやすく夏バテしやすいとのこと。

漢方では<熱証・寒証>といい、いわゆる<熱がりタイプ>と<冷え性タイプ>でとらえます。

そして、熱がりは水分を摂っても汗で発散してしまいますので、単に水を補給するのでなく、例えば<麦味参顆粒>のような<補陰作用=細胞に水分を保持させる>ような漢方薬を使い、疲労を軽減します。

また、冷え性タイプは水分を身体に保持しやすく、それがまた冷えを生むという悪循環に陥るのです。そこで、夏でも身体を温め、代謝をアップするようなもの、例えば<婦宝当帰膠>や<コンクレバン>を用いることにより、余分な水分を溜め込まなくなります。

食べ物ではTVでも紹介のように、熱証の方はトマト、キュウリ、ナスなどの夏の野菜で身体の熱を冷まし、冷え性の方はネギ、ニンニク、ショウガなどで胃腸の働きを高め、水はけをよくします。

これらの考え方は、昔から漢方の基本にあります。

ノウゼンカズラの花が咲きました

昨日は雨の中、果樹の生育を見つつ植物を見て歩きました。ちょうど<ノウゼンカズラ>の花が咲く時期で、鮮やかな赤色の大輪が咲いていました。

ノウゼンカズラは日本ではあまり好まれない植物のように聞きますが、ノウゼンカズラ科の<キササゲ>は各地で民間薬として、腎炎や脚気の浮腫、妊娠浮腫に、<南蛮毛:ナンバンゲ>とともに用いられてきました。

また、<タヒボ茶>の原料は、ノウゼンカズラ科のタベブイア・アベラネダエという樹木から削りだしています。

赤い花を見て、いろいろなところに生かされていることを思い出しました。

梅雨の関節炎

以前から来られている68歳の女性Kさん。7月の上旬から足首がや足指付近が赤くなって脹れあがり、痛いとの相談を受けました。

当然、整形外科を既に受診され、通風や、リウマチなどの疾患の検査を受けられましたが、尿酸値も血液検査値も異常なく、CRP(炎症反応)も正常範囲で、原因不明とのこと。そこで、少し大きい病院の診察も受けられましたが、医師の診断はマチマチで、確定診断がなく、結局原因不明の関節炎だろうということになりました。

当店では原因に係わらず、炎症を沈め、浮腫をとる目的で<越婢加朮湯>と<イーパオ>を使っていただきました。1週間後、脹れは引き、痛みも軽くなり、押さない限りは問題ないところまで改善しました。

Kさんはその間もMRIなどの検査を受けておられたのですが、すべて正常で、やはり原因不明状態でした。そして漢方薬が切れて後、また腫れが出てきたため、再び来られました。

今回は<よく苡仁湯>と<イーパオ>を使っていただきました。

この症状は、長引く梅雨により<湿>が身体に停滞して起こっているものと考えています。そして梅雨が明ければ改善するのではと思います。

中学生の訪問取材を受けました

先週、神奈川県の中学校の生徒さんが体験学習のため9人のグループで来られました。

この学校では探究心を育むことの教育の一環として、フィールドワークをされているのです。今回こられた方のテーマは『脳卒中を予防する漢方薬』という難しいテーマでした。

ちょうど当日は今年度最高の暑さで、神奈川県に比べると京都は風がなく蒸し暑いためみなさんグッタリ!。 そこで話は簡単にして、調剤や鍼灸治療の見学と、漢方生薬を手に触れてもらうなどで漢方に親しんでいただきました。

少しでも漢方に関心を持っていただく機会になったかと思います。

お疲れさま~。

水イボ 2

昨日の続きで、水イボの話です。

6歳の女の子、脇の下や腹部に水イボができたため、お母さんがホームページをご覧になり相談してこられました。

この子供さんの場合は<板藍茶>と<ヨクイニン>をお使いいただき、3ヶ月を経てすっかり改善しました。

その後は体質改善を目標に、胃腸の働きを良くし、水分代謝をよくする<六君子湯>と再発予防のための<ヨクイニン>を併用していただいています。

このお子さんの場合は予想以上に時間がかかった症例です。

水イボ 1

子供の疾患で多いもののひとつに<水イボ>があります。

以前よりお越しのお母さんから水イボのお問い合わせをいただき、その後早い改善が見られましたので紹介します。

『3歳半になる娘が今年の5月ごろに肘裏に5ミリぐらい大きさの水いぼが2つができ、皮膚科でもらった塗り薬を毎日朝晩塗ってます。漢方の方法も試してみたいのですが、飲みやすいものがありませんか?』とのことでした。

しばらくして来店され、状況をみた結果<五行草茶>と<ヨクイニン>のエキス剤をお使いいただきました。

そして1週間後にその結果をメールで報告いただきました。

『さっそく、先生からいただいた<五行草茶>と<ヨクイニン>を飲ませたところ、なんと2日目に母親イボがすでに小さくなり始め、一週間経った今は見えないぐらいまで治っています。これほどてきめんな効果がでると思わなかったので、正直に驚いています。感謝のお礼を申し上げます。』と喜んでいただきました。

これほど早く効くとは・・・予想外でした。