頭痛のパターン

今日は頭痛の相談が3人ありました。

以前も書きましたが、1日に同様の疾患の方が集まるというのは、何かバイオリズムのような、不思議な力が働いているように思えます。

さて、頭痛も様々なパターンがあり、対応も多処方がありますが、《頭痛が発生している部位》、《痛む時期や時間》、《痛み方》 である程度原因が推定できます。

今日の方は、Yさんは後頭部が鈍痛、Kさんは前頭葉が夕方痛む、Mさんは目の奥からこめかみが昼に痛む、という異なったパターンで特徴的でした。そして、Yさんの場合は血流不良が関係しているとみて<冠元顆粒>を基本にエキス剤を組み合わせ、Kさんは神経的な疲れが原因ですので疎肝剤を基本にし、Mさんは仕事での目の疲れやストレスが原因ですので<杞菊地黄丸>を基本にエキス剤を使っていただきました。もちろん体質も合わせて考えた結果です。

効果のほどはみなさん1週間後ですが、改善することを期待して待っています。