自律神経のトラブル

いろいろなストレスがあって自律神経に影響を及ぼすと、動悸やイライラ、肩こり、不眠など様々な症状が現れます。このとき気分を安定させる生薬の含まれるものを使いますと、様々な症状が一度に改善します。

66歳女性Tさん、ご主人が脳梗塞で半身不随になって長く、心労も多いようで、上記のような症状を訴えられていました。医院では<抑肝散>の投薬を受けておられ、飲んだときはイライラ感が治まるのですが、動悸がとれず、スッキリしないとのことでした。

そこで、この薬に加えて<救心感応丸気>をお使いいただきました。1週間分だけお渡ししたのですが、気分が楽になるとのことで再び買いにこられました。

この薬は気付け薬とされていますが、成分の<麝香>は中に詰まった気を外に出し、<沈香>は気を安定させます。その他にも<竜脳>や<羚羊角>など、気に働く生薬がたくさん含まれますので、様々な使い方ができます。

2件のコメント

  1. 谷川美絵

    2年ほど精神安定剤を飲んでいました。
    最近薬をやめてからほとんど眠れません。
    私の身体はもうだめなのでしょうか。

  2. 以前にもお問合せいただきましたが、安定剤などを続けられていて、急にやめると眠れなくなることはよくあります。安定剤をやめる場合は、最初は漢方薬を併用し、体調を見ながら少しずつやめていく方法をおすすめしています。あせらず、時間をかけて、改善の道を探すことをおすすめします。個別の相談は
    https://www.kanpou.info/FS-APL/FS-Form/form.cgi?Code=query2_1 
    の相談票にて受けておりますので、お送り下さい。

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