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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

体質改善

アレルギー体質の改善

2018年6月5日 by 健伸堂

アレルギーはアレルギーの元になる<アレルゲン>によって引き起こされる抗体反応で、皮膚炎、気管支喘息、飲食アレルギー、鼻炎など様々なものがあります。

いずれも外界に面している<粘膜>や<皮膚>におきる防御反応で、漢方では<表虚>と考えます。すなわち表の防衛能力が弱いと考えます。

そこで表を強くし、防御能力を高める生薬に<オウギ>や<ボウフウ>があります。

11歳のKくん、元々風邪を引きやすいお子様でしたが、表虚に対応する漢方薬を飲み始めてからアレルギー症状が軽くなり、しかも風邪を一年引かずに過ごしました。家族全員が引いていても、Kくんが引かない状態が何度もあったと、お母様からメールをいただきました。

55歳のYさん、昔から春先は花粉症がありましたが、体質改善をしようと1年間漢方薬を1日1回だけ継続され、今年は全く花粉症が出なかったと報告を受けました。

70歳のOHさん、例年強い花粉症でお困りでしたが、10年来春先だけはしっかり漢方薬を使われて治まっていたのですが、今年はかなり花粉飛散が酷かったのにほとんど症状が出なかったとお聞きしました。

 

漢方薬で体質改善とはこのようなことでよくわかる事例でした。

 マメ科 の オウギ

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漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

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カテゴリー: アレルギー, 咳・気管支炎・喘息, 小児・子ども, 鼻炎 タグ: アレルギー, オウギ, 体質改善, 気管支炎, 花粉症, 風邪

子供の症状には漢方が一番

2016年5月27日 by 健伸堂

子供が幼い間は様々な病気を経験します。
一番多いのは感染症で、予防接種をしっかりと受けて対応することが必要です。

しかし、体質によって生じる症状に対しては漢方薬が適応します。
例えば、下痢しやすい、おなかが痛い、肌荒れ、アトピー、夜尿症、喘息、鼻炎、などは漢方薬が効果を発揮します。
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2歳のMくん、くしゃみや鼻水など鼻風邪を繰り返していました。病院の薬が合わないので漢方で対応したいとのことでした。

そこで、補気固表の<黄耆建中湯>などを少量使っていただいたところ、その後数か月間は鼻風邪を引かなかったと喜んでいただきました。

その後漢方薬を止めておられたのですが、再び同じ症状が出始めたので、再び再開し、またすぐに治まりました。

子供の体質改善薬としては、胃腸を元気にして身体を丈夫にする<六君子湯>や、精神的な面に作用する<桂枝加龍骨牡蛎湯>などもあり、安心して継続していただけます。

お母さん方にもっと漢方の良さを知っていただきたいものです。

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カテゴリー: 未分類 タグ: 体質改善, 子供の漢方

乾燥しやすい体質

2016年4月25日 by 健伸堂

身体の乾燥によって生じる症状は様々です。

2年前にお越しになった46歳の女性Kさん、口や喉が渇いて、話そうとすると咳が出そうになるとの訴えでした。舌診では厚膩苔で、口渇のために水分を多く摂っている様子が伺えました。

そこで漢方薬は<漢方薬G>などをお使いいただいたところ、口の渇きは2週間でほとんど落ち着き、水分の摂取量も抑えることができました。
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それから1年後、今度は咳が出る、舌が渇く、ドライアイで点眼をされている、との訴えでしたので、滋陰作用の<麦門冬湯>や<百合含有健康食品H>をお使いいただき、1か月程度で改善しました。

そしてこの春にお越しになり、咽がイガイガして咳が少し出て、声枯れをしているとのことでした。

今回も同じく<麦門冬湯>などをお使いいただきました。

Kさんの場合は、春と秋の季節の変わり目に乾燥が原因となる症状が出るようです。
再発しないように体質改善をお勧めしましたが、続けて飲むのはしたくないとのことで、毎回同じ時期に同じ薬を使うことになりそうです。

これから年齢が高くなるにつれて乾燥しやすくなると思われますので、いずれ体質改善が必要かと思います。

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カテゴリー: 未分類 タグ: ドライアイ, 乾燥, 体質改善, 口渇, 咳, 咽痛

多汗症の代償性発汗

2016年4月13日 by 健伸堂

多汗症の治療でよく行われるETS手術(交感神経遮断手術)による代償性発汗は、個人差があるものの、ほぼ100%発症すると言われます。

手掌や顔の発汗を抑えた方は、特に胸から下の汗の量が増えます。
酷い場合は、ETS手術をしたこと自体を後悔される方もおられます。

40歳のRさん、手術後すぐに代償性発汗が起こり、背中から足まで汗をかき、体中に熱がこもり、のぼせる様な感覚が出てきました。寝汗も酷くて、汗のために睡眠が充分にとれず、大変困っておられました。
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そこでRさんの体質や症状をお聞きすると、元々は手足と腋の汗が多く、いつもダラダラと出ていたとのこと、熱がこもるだけでなく、緊張などによる精神性発汗もありました。

まずはこもる熱を軽減することが最優先で<黄連解毒湯>を用い、また汗腺が開いて汗が漏れ出るのを防ぐために衛気を強める<衛益顆粒>をお使いいただきました。

その後1週間ほどして、睡眠時の汗が軽減し、眠れるようになりました。また、全体的にも汗が減り、気分も落ち着いて来たようです。

その後は緊張などの精神性発汗が気になりはじめ、漢方薬を変更しながら継続いただいています。

多汗症の漢方薬は、その原因によって対応するものがたくさんあり、体質改善によって発汗が軽減されるケースが多々あります。

多汗が完全になくなることはありませんが、漢方薬で日常生活での負担を軽減することは可能です。
手術をされる前に、一度漢方薬を使ってみるのも、一つの方法ではないでしょうか。

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カテゴリー: 未分類 タグ: 代償性発汗, 体質改善, 多汗, 精神性発汗

続 めまいの話

2014年12月22日 by 健伸堂

67歳の女性Hさんは、15年来のめまいの持ち主です。

最初は回転性の激しいめまいで、嘔吐をし、食欲もなく、3日間寝たきりになりました。

その後も年に2~3回繰り返し、その都度<沢瀉湯>や<真武湯>などを使ってきました。
いつめまいが起きるかわからないので、遠方に出かけたり、海外に出ることもできずに過ごされてきました。

そして、今年はめまいが起きないように予防したいとの話で、再度検討し直しました。
色白で極度の痩せ型、冷え症、車も酔い易いタイプでしたので、漢方薬は補気健脾薬の<補中益気湯>と利水薬の<真武湯>を量を少なくして継続していただきました。

間もなく今年も終わりを迎えようとしていますが、今年は一度もめまいが起きず、結果は大成功となりました。

めまいの原因は気虚や水毒によるもので、前述の漢方薬をしっかり継続することで体質改善にもつながったようです。

漢方薬は症状改善に使いますが、それよりも体質改善によって、症状が出ないようにする(未病)のが特徴です。まじめに継続することがとても大切なのです。

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カテゴリー: 未分類 タグ: めまい, 体質改善, 気虚, 水毒

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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