生理不順とニキビ

ニキビのご相談は男女とも日常的に受けていますが、若い女性の場合は必ず生理の状態を聞くことにしています。生理の前に悪化するか、あるいは後に悪化するかで対応は変わります。また生理周期が不順な方の場合は根本治療として、生理を整えることも合わせて処方します。

不思議なもので、同じような相談が続くことがありますが、先日ニキビの相談に来られた女性21歳のFさん、フェイスラインから頬のあたりにニキビがあり相談にこられました。詳しく聞くと生理周期が短く、生理の後に悪化するとのことで、ニキビ薬の<清上防風湯>に加え、生理を整える<婦宝当帰膠>をお使いいただきました。

同日に来られたOさん、同様のニキビでしたが、生理周期が40日以上で遅く、血流が悪いタイプでしたので<婦宝当帰膠>に加え<桂枝茯苓丸>をお使いいただきました。

フェイスラインのニキビはホルモンバランスが悪い方に多くみられますので、生理周期を整える漢方薬を併用し、根本治療をしていただいています。

雪の金閣寺

京都市内も昨夜から雪が降り、今冬2回目の積雪をみました。昔は大雪の時もあったのですが、最近は温暖化のためか雪が少なくなり、積雪は久しぶりでした。

金閣寺では海外からの旅行客や学生さんなど、平日というのにたくさんの観光客が訪れて、雪の金閣寺に感動している様子が見られました。

京都で雪景色が美しい所はたくさんありますが、中でも金閣寺と大原三千院がお勧めです。しかし暖かいためすぐに融けてしまいますので、なかなかタイミングよく訪れることができませんが、幸い今回は写真に収めることができました。

ひな祭り

昨日は物置からおひなさまを出してきて、飾り付けをしました。年々色あせて痛んだり、お飾りも紛失して減ってきますが、色鮮やかなもうせんに並べると美しいものです。

ひな祭りは、中国から伝わった「上巳(じょうし)の節句」、すなわち旧暦の3月の初めの巳の日の行事が日本に伝わり、平安時代には厄除け・お祓いのために行う「流し雛」と、人形(ひいな)遊びが結びついて、ひな祭りが始まったものとされます。そして現在のようなきれいな段飾りのおひなさまになったのは明治になってからと言われます。季節感があふれ、女の子の幸せを願う行事として、日本の風習が感じられる行事です。

現代の生活は季節感が薄れているだけに、今日はこんなことを話題にしてみました。

中耳炎が多い季節?

最近子供の中耳炎のご相談が増えています。寒くなり、風邪や鼻水などが引き金となって中耳炎が発症しやすいようです。もともと胃腸が弱く、虚弱体質の子供さんや、水分を多く摂取し、水毒の子供さんに見られるようです。

漢方では虚弱体質改善薬として<黄耆建中湯>を使いますが、風邪や中耳炎の症状が出ているときは症状改善薬を優先して使います。<小青竜湯>や<五苓散>などいくつかありますが、症状改善したと思えばまた風邪をひくという繰り返しで、なかなか体質改善薬にたどりつけないのが実情です。

風邪をひかなくなる時期の春が待ち遠しいですね。

アトピーの赤みには

アトピーの相談もたくさんありますが、いずれも赤みや痒みを伴い、辛いものです。

27歳の男性Mさん、昔からアトピーはあったのですが、大学入試後に悪化し、乾燥時期やストレスの増加によって悪化を繰り返していました。いくつかのお薬をお使いいただきましたが、実感としては清熱通便作用の<清営顆粒>で赤みが軽減し、楽になった事を後日報告いただきました。

この薬は便通を良くするとともに、体内にこもった熱を取り去る生薬が含まれ、比較的早く効果が見られるのが特徴です。たくさんの方にお使いいただいています。

髪が薄い Ⅱ

昨日の話では薄毛は血液不足と書きましたが、これ以外にも遺伝性や、血流不良なども関係があります。

56歳のSさんは母親が薄毛だったので今から気をつけて行きたいとの相談でした。現在は特に問題が無いようですので、予防的に使うならお茶として<何首烏>をお勧めしました。この生薬はツルドクダミの塊根を乾燥したもので、中国の何公という王が飲んだところ、白髪が烏の羽のように黒くなったといういわれがあるようです。漢方では、補陰、強壮の作用があり、髪の生薬として昔から使われています。

髪の毛が薄くて細い

女性にとって髪は大切なもの、男性の薄毛より深刻なトラブルです。原因は様々で、対応方法もたくさんあります。

26歳のYさん、産後より抜け毛がひどいと相談を受けました。冷え症でヤセていて、子育ても忙しくストレスが多いタイプでした。

そこで血虚の方に必須の補血作用の<婦宝当帰膠>とストレスを緩和するため疎肝作用の<加味逍遥散>をお使いいただきました。その後根気よく続けられ、1年余りで抜け毛はとまり、少しずつ髪は増えてきました。

漢方で髪は<血余>ともいい、血液の余りが髪になるというような意味合いですので、血液を充分に頭皮に送ることを考えます。しかし髪の成長は時間がかかりますので、根気よく続けることが肝心です。今回はYさんの根気がちでしたね。

一念発起!

プライベートな話ですが・・・

冬の間は趣味の渓流釣りや素もぐりが出来ないため運動不足がちで、また仕事もほとんど座ったままですので、老化に拍車がかかります。

そこで今年初めに<一念発起>し、日常生活の中で出来る運動として『歩く』ことを初めました。通勤時に電車2駅手前で降りて歩くことで、1日1万歩、約1時間の運動になります。その途中には『東本願寺』があり、ここを通ると気分もなぜか爽やかになります。そして運動後に血糖値を計ると、運動しない時に比べ約20下がります。

身体は正直者です。

まだ始めてわずかの期間ですが、<足腰を元気にする> <血糖値を下げる> <気分を爽やかにする> という3つの効果を実感しています。

花粉症のご相談が急増

京都では例年2月中旬から花粉症が始まりますが、その相談が今日から増えてきました。

昨年秋にアレルギー性鼻炎でご相談にこられたKさん、体質改善薬で衛気を高める<衛益顆粒>をお使いいただいてから、くしゃみ、鼻水、咽のかゆみが改善したと今日報告をいただきました。そして今年も花粉症が心配なので、少し早めに飲んでおきたいと求めていかれました。

スギ花粉症の方は渡り鳥のように毎年この時期だけ来られますが、通年性のアレルギーの方には、継続して飲まれることで完治することも考えられますので、「ティッシュの箱を持ち歩くより、漢方薬を持ち歩くほうが楽ですよ!」とお伝えしています。

低体温と冷え症

最近若い方に低体温が多く見られますが、かならずしも年令には関係ないようです。

57歳の女性Oさん、冷え症と低体温で寝付きにくく、ホルモンバランスにの影響があるようだと相談にこられました。特に下半身が冷えが強いとのことでしたので、冷え症のファーストチョイス<婦宝当帰膠>と<苓姜朮甘湯>をお使いいただきました。

2ヶ月して来店され、結果をお聞きしたところ、体温も従来はいつも35度台だったのが、最近36度を越えることが多くなり、冷えも改善してきたと喜んでいただきました。体温はそう簡単に変わらないと思っていたのですが、冷えの強い方のほうが意外と効果が早いのかと思われました。

これからまだまだ冷える時期、冷え症の方にはぜひお使いいただき漢方薬です。