便秘

最近、便秘を漢方で改善したいという問い合わせが、結構よせられています。

わたしが対応すると、便秘こそ漢方をお勧めしますと答えます。というのも、来店されたほとんどの方が便秘を解消または改善されているからです。それには理由があります。

漢方には便秘に使う漢方薬の種類が多いこと、西洋医学とは別に便秘の原因を分類、弁証して的確に薬を選ぶことができることにあります。

一方、病院に通われている方やドラッグストアで便秘薬を買われている方はたいてい、大腸を刺激する下剤(アローゼン、コーラック等)、便を軟らかかくする下剤(酸化マグネシウム等)、整腸剤(乳酸菌、ビフィズス菌等)、グリセリン浣腸などを使われているのではないでしょうか?これらを使って正常な硬さの大便が1日1回でも出ていれば良いのですが、下剤で無理やり出し、しかも出るときはいつも下痢気味で腹痛ありという方はお薬が体に合っていないと思われます。

そんな方に漢方薬をおすすめすると、腹痛も無くちょうどよく便が出るようになります。

もちろん、水分摂取、適度な運動、食物繊維の摂取等は必要です。また、便秘の程度によっては乳酸菌と食物繊維を取るだけで改善できるケースもありますので、ご相談いただければと思います。

中医学的に、便秘を簡単に分類すると、

     腸に熱がこもっているタイプ

     腸が緊張して正常に動いていないタイプ

     お腹に力が入らなくて便を出すことが困難なタイプ

     体質虚弱で貧血傾向のタイプ

     お腹が冷えているタイプ

自分の体質が上記のタイプに合致する方は、ぜひ一度漢方をお試しください。

 

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便秘は女性の大敵!

便秘は多くの女性に見られますが、「便秘はありませんか?」の質問に対し、2~3日に1回の場合は「ありません」と答えられるケースがあります。毎日便通があるのが普通という意識がないようです。

27歳のOさん、肌荒れ、冷え症、肩こり、額のニキビなどでご相談いただきましたが、便通を聞いてみると5日に1回位で、5日目になるとお腹が張って苦しくなるとのことでした。その結果血流が悪くなり、冷えを生じ、肌荒れやニキビを発症していることは明らかで、身体を温め、補血する<婦宝当帰膠>や、血流と便通を良くする<駆瘀血丸>をお使いいただきました。

ニキビのご相談は多くが便秘と関連しているケースがあり、まずは毎日排便からスタートです。Oさんも1週間もすれば身体がスッキリ軽くなることと思われます。

うんちの話

昨日は大阪での研修会に参加してきました。テーマは『うんちが語る腸の老化』で、理化学研究所の辨野先生の講演でした。その一部を紹介しますと・・・

一般的に腸内細菌の10%は悪玉菌、20%が善玉菌、残りが日和見菌といわれ、加齢に伴い善玉菌が減少し、腸の運動も低下しますので、便臭が増え、出る量も少なくなり、残便感がありスッキリしないのが腸の老化現象です。そして腸内腐敗によって作られた有害物資が原因で様々な病気につながるとのことでした。

そして腸年齢を若く保つには、善玉菌を増やすこと、そのためには善玉菌のえさとなる食物繊維をしっかり摂る、魚や野菜をしっかり摂ることです。

また、漢方薬をより効かせるためには腸内細菌が良い状態であることが必要なのです。うんちが健康のバロメータであることがよくわかりました。

ちょうど日曜日の朝日新聞・別刷に『腸内環境』と題して、この先生の話が掲載されていました。いちどご覧ください。

それでもなお食物繊維やビフィズス菌が不足しがちな方には、この考え方を商品にした健康食品があります。毎日のうんちがスッキリ出て『快腸』な日がすごせます。ぜひお試しください。

おなかゴロゴロ

空腹でもないのにお腹がゴロゴロと音がするのでお困りの方があります。漢方では<雷鳴>といい、この場合によく使われるのが<半夏瀉心湯>で、お腹のなかの水分滞留を改善してゴロゴロをなくします。

71歳の女性Kさん、以前から頚椎症や食欲不振、おなかゴロゴロなどがあり、<半夏瀉心湯>や<苓桂朮甘湯>など、状況により使い分けていただいていましたが、最近お腹のゴロゴロが再び強くなったとのこと。そこで、冬でお腹の冷えもあるようでしたので<大建中湯>をお使いいただきました。1週間ほどして、胃のもたれる感じやゴロゴロも少し改善してきましたので、更に継続していただいています。

<大建中湯>は温中散寒といい、お腹を温め、胃腸の動きをよくする薬で、術後の癒着予防に良く使われるものですが、このようなゴロゴロ音にも短期間で効くケースもあります。

便秘と腹痛

70歳の女性Kさん、以前にも不眠でお越しいただいていたのですが、今回は便秘と腹痛が強く、病院でも改善しないと相談に来られました。

元々安定剤や眠剤を使っておられて、便秘になりやすい状況があり、病院でカマグをもらったがすごい下痢になりすぐに止められました。そして次に<麻子仁丸>出されたが、便秘も腹痛も良くならないとのことでした。そしてCTなどで精密検査を受けたが、何も異常がないとの結論でした。

そこで詳しくお聞きすると、原因はストレスによる<お血>によって、左腹部の痛みが生じるという、漢方で<小腹急結>状態でした。西洋医学では便秘薬か、鎮痛剤しかありませんが、漢方ではこのような症状には血流を良くしつつ、便通も良くする<桃核承気湯>や<通導散>があり、早速使っていただきました。

このようなケースは中年の女性に時々みられ、漢方が得意とする症状です。1週間以内に改善が見られることとと思われます。

高齢者の便秘

便秘は女性に多く、且つ高齢者によく見られます。

先日お越しになったFさんは病院で長い間<カマグ>をもらっておられましたが、調子が変わってきて、頻繁に便意があり、また水様便になるときもあるとのことでした。そこで穏やかな便秘薬の<ハーベルシー>と、腸内の水分を吸収してくれる食物繊維をお使いいただきました。

もう一人のTさんは、病院でもらっていた<漢方薬T>が効かなくなってきたので、何か適当な便秘薬をとこられました。お聞きすると便はコロコロとして、乾燥し硬いとのこと、高齢者によくあるタイプです。そこで、腸内の潤滑をよくする、穏やかな便秘薬の<麻子仁丸>をお勧めしました。

便秘薬はその効果に個人差があり、高齢者の場合はあまり強いものは好ましくないので、主に<麻子仁丸>をよく使います。また便がすっきり出ない方には<食物繊維の健康食品>を併用していただくと、毎日が快適になります。お試しください。

中高年の便秘

便秘の話題でもう1題。

66歳の女性Kさん、昨年に便秘で相談に来られ、センナ実が含まれる<ハーベルシー>と食物繊維を使っていただきました。ピッタリ合って、調子が良かったのですが、今年になって来られずどうされたかと思っていました。

そして半年ぶりに今日来店され、お話を伺ったところ、もっと適するものがないかと様々な便秘薬や食事の改善をしてきたがやっぱり前のものが一番良かったと、再び同じものを求めていかれました。

健康食品ラクシュミは食物繊維と乳酸菌、オリゴ糖などで構成され、便がすっきり出ますので、単に便秘薬では感じられない<爽快感>があります。腸内をきれいに保ち、健康維持のためにも良いものであることを説明し、理解いただきました。中高年の便秘の方にはおすすめの逸品です。