私たち漢方相談の仕事も、多くの部分をAIが取って代わるものと思います。
しかし、その中でも人間でないと出来ないことがあると考えます。
症状から適切な漢方薬を選択するのはAIで即時出来ますが、人間は複雑怪奇な生き物?
漢方で言う、虚実挟雑(虚証の状態と実証の状態が同時に存在して複雑になっている)や、
陰陽バランス(陰の状態と陽の状態が、季節や時間、環境などによって常に変動している)などは捉えにくいものであり、望診(顔色や姿や表情を観察する)や舌診(舌の状態で体質判断する)ことなどはAIには難しい部分と思われます。
それらを総合的に判断し、漢方薬の種類と分量バランスや服用の仕方などを調整するとともに、その結果を継続的に判断するのは、やはり人間の強みかと思います。
もしAIにそれらを教えてAIを育てるとするなら、AIでなく人間に教えたいですね。
また、漢方相談はカウンセリング要素が大きいのですが、話に対し共感しアドバイスすることはAIも優れていますが、多面的な捉え方や考え方は人間の方が優れる場合もあります。
時代の急激な変化、AIが人間にとって役に立つ時代は良いのですが、人工超知能(ASI)の時代になると人間にマイナスになるともいわれます。
楽しみでもあり、心配でもあるこの頃です。

夏の琵琶湖
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