めまいが改善

またまためまいの症例です。

めまいは漢方が得意とする疾患で、比較的短時間で改善が見られるのですが、
お客様は再発が怖いのでしばらく漢方薬を続けられるケースが多いようです。

78歳のWさんはこの2月に回転性のめまいが起こり、その後3月にも再発、
座っていてもゆれて、首を動かすとクラクラして歩くのも恐々で来店されました。

病院では「頭位変換性めまい」の診断でお薬をもらったが良くならないとのことでした。
そこで回転性めまいの代表的処方<沢瀉湯>を1週間お使いいただきました。

1週間後来店されたときは、怖いような揺らぎはなくなり、時々フラッと感じる程度まで改善し、
寝返りしても問題なくなりました。Wさんの場合は早くから漢方薬をお使いいただいたこともあり、
スムースな改善が見られたようです。

このようなケースはよくあり、漢方の即効性を実感できることと思います。ご相談ください。

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆

水毒によるめまい

めまいのご相談もたくさんあります。

23歳のHさんは、3月中旬からフワフワとしはじめ、歩くと斜めに行ったり、時々吐き気がしたり、光がまぶしく感じるとか、唾が多いなど、漢方で言う<痰濁上憂>の状態でした。
舌をみると典型的な白苔で、水分摂取過多が明らかでした。

そこで漢方薬は化痰作用の<半夏白朮天麻湯>などをお使いいただきました。

2週間経過し、めまいは少なくなって吐き気もしなくなり、さらに2週間後にはめまいもなくなりました。

その後も服用されていたのですが、あるとき大きなペットボトルで水を飲んだ日は再びめまいがしたとのことでした。水分制限が必要なのですが、摂取が習慣になっている方は、なかなか減量できないようです。

1日2リットルという言葉がテレビで聞かれはじめてから、水分過多になるケースが多いように思われます。
体質に合わせた水分の摂取が必要ですね。

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆

めまいと頭痛

めまいのご相談もたくさんあります。

63歳の男性Mさんは、昨年8月に熱中症になった後めまいを発症し、いつになっても改善しないので11月に相談に来られました。

症状は、1日2回程度フラフラし、後頭部が熱くなるとともに頭痛が起き、酷いときは吐き気がしたり、手の痺れも出るとのことでした。

舌を見ると<白苔>で、明らかに水毒が原因と思われました。熱中症の後に水分の摂取を意識的にされたため、水分過多になったのではと思われました。

そこで、水分代謝のを改善を中心に、<温胆湯>や、平肝剤の<釣藤散>を服用していただきました。

2週間後、ふらつきはかなり減り、1ヶ月後には3日に一度程度となり、頭痛も痺れもなくなりました。
そして1月にはお薬を1日1回にしてもらってもほとんどめまいがせず、2月でお薬も終わりました。

典型的な水毒のめまいで、きっかけも明らかでしたので、改善もスムースに出来た症例でした。

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◇◇◇◆◇

事故の後遺症予防

60歳の女性Kさんは4月に事故で後頭部を打撲し、少し出血して、しばらくの間はめまいもありました。
病院の検査では脳には異常なく、特に治療はありませんでした。
しかし、時々患部がピリピリとするなどで心配になり、相談に来られました。

見るからに元気な方でしたが、コレステロールが高く、腰痛や膝の痛みもあったので
活血薬の<冠元顆粒>などの漢方薬をお使いいただきました。
その後はピリピリもなくなり、順調に経過しているようです。

漢方薬は治療薬でもありますが、これらの漢方薬は血流を良くして
様々な疾患の予防薬としても使えますので、そのまま継続服用されています。

しばらくしたら脳検査を受けてみるとのことで、その結果に期待しています。

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◇◇◇◆◇

瞑眩(めんげん)と誤治(ごち) ②

中医学の治療法に「通因通用(つういんつうよう)」という言葉があります。

たとえば、下痢しているとき、さらに下するものを使って下痢を起こさせ、下痢の原因となる邪(害)を除くときに使います。
その後は、速やかに下痢は治まります。西洋医学でも細菌性の下痢のときはむやみに下痢止めを使用しないことを指導しているのも同じことだと思います。ただ、世の中には「不都合な症状が現れたらすなわち誤治(誤った治療)である」とする意見と、「不都合な症状が現れたらすなわち瞑眩である」とする意見があるようです。

個人的には、服用前に一時的な症状悪化が現れる可能性がある旨を事前に説明していれば「瞑眩」であるし、事前説明がないのに一時的とはいえ症状が悪化したら「誤治」である可能性が高いと思っています。

解釈の仕方は人それぞれですが、やはり漢方薬を服用するときは漢方を専門としている人に相談してからの方が誤解なくより安心して服用することができると思います。

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局
◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇