ニキビの漢方

春になり陽気が高まってくるとニキビも赤みを増してきます。

32歳の女性Kさんは口周囲や額ににきびがあり、化膿気味でした。
詳しく聞いてみると、胃もたれがし、胃ポリープもあり、空腹時に胃痛も起きるとのことで、
舌は黄苔でした。
そこで「ニキビの原因はすべて胃にあり」とみて、いわゆるニキビに使われるような漢方薬でなく
、胃の状態を改善する<半夏瀉心湯>をお使いいただきました。

1ヵ月後来られて、「漢方薬を飲んでいるときは調子良かったが、無くなるとまた再発した」とのことで、
継続してもらいました。

ニキビに限らず漢方薬は病名で捉えるのでなく、その方の体質や症状の出方によって
漢方薬を選択するのが通常なのです。
「病名漢方」といい、病名で漢方薬を選ぶことだけはされませんように。

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腸が眠っている!

医師より「腸が眠っている!」、そう告げられて来店された68歳のSさんは長らく便秘に苦しまれており、病院や他薬局で貰われた便秘薬や生薬製剤など数種の薬を試されましたがほとんど無効でした。

そこで当薬局で「試しに使ってみると良いですよ」と<大甘丸>をお渡ししました。。
ほどなくして再来店され、良かったので続けてみたいとのことでした。

<大甘丸>は主成分に生薬末のみを用いた漢方便秘薬で、便秘以外にも便秘に伴う頭重、のぼせ、湿疹、皮膚炎、ふきでもの(にきび)、食欲不振、腹部膨満、腸内異常発酵、痔などの症状の緩和に効果があるものです。

便秘にはいくつかの種類があり、またその方の体質に合わせて適切にお薬を選んでいく必要がありますので、便秘で悩まれている方は是非一度ご相談下さい。

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ニキビと霊芝

中国では様々な処方に<霊芝>を加えることが多いようですが、日本では以前のようなキノコブームが落ち着き、静かに安定しているように思われます。

霊芝は血圧や免疫関係で使われることが多いのですが、当店にお越しのNさんは子供のニキビに使われています。

ニキビの漢方薬はたくさんありますが、それよりお茶として飲むほうが良いようで、もう3年に渡って続けられています。

ニキビの状態を見たことが無いのですが、お話では酷くなったとき霊芝を飲むときれいに改善するとのこと。
ニキビが目的でも、続けられているとその他の健康維持に効果があるものと思われます。

続けることが一番難しく、でも一番大切なことかもしれませんね。

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にきび・吹き出物2

私なりに、にきびに使う漢方薬の特徴を述べます。

西洋薬のような強い副作用はありません。
粉薬の場合、ほとんど強烈に味が苦いと思ってください。
処方を考えるとき、肌に影響を与えている因子を考えます。
たとえば、生理不順、あぶら症、乾燥肌、胃腸障害、ストレスなどです。
さらに、自然治癒力を上げることを考えます。

一方、病院での治療は主に、抗生物質、ビタミン剤、ホルモン様薬などの内服薬、外用薬、またはケミカルピーリングなどの外科処置でしょうか?

漢方・中医学では西洋医学とは異なった考え方で薬を選びますので、併用して治療されている方もたくさんいらっしゃいます。
また、にきび跡を改善するのは漢方が得意とするところで、処方も豊富にあります。

投稿者iwasaki

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にきび・吹き出物1

病名:尋常性痤瘡(通称 にきび)は、巷では思春期の一時的な皮膚疾患として認識されているのではないでしょうか。
実際、家庭向けの医学書(健康本)には、ほとんどの人が十代・思春期を過ぎれば自然に改善するというようなニュアンスで書かれているものもあります。
しかし、そのほとんどの人に含まれなかった人(難治性のにきび)は大変です。特に女性の方に多いのですが、にきびを放置すると、外見が悪くなるため自分に自信の持てない方が多く、明るい印象が少ないと思います。難治性のにきびは、体質的なものが非常に強いので完治することが難しいケースもありますが、必ず改善します。

そこでまず、皮膚科や薬局などに出向いて治療を開始してください。ただし、効果のほどを確かめながらです。
改善の見られないまま漠然と一軒の皮膚科や薬局に通ったり、一つのお薬や健康食品を使い続けたりするのはお勧めしません。
正直にきびでは、病院治療が功を奏する場合と、漢方治療が功を奏する場合と、両方あります。そのほかもあるかも知れません。
大切なのはあきらめないで自分でなんでも調べることです。1~3カ月指示通り薬を使ってみて、自分の満足度まで改善しているかで判断してみるのがよいのではないでしょうか。

たかが「にきび」と思わないでほしいと思います。人の印象というものは、外見が一番に記憶されます。もちろん、完全な人間などいませんが、ぶつぶつ顔のあなたは本来の姿ではないのですから、「にきび」はほったらかしにしないでほしいと思います。

投稿者:iwasaki

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