喉の違和感や飲み込みにくい症状の多くは<気滞>が原因とされます。
ストレスなどで気が喉に停滞しているもので、漢方では<梅核気>とも言われます。
これに対して、ストレス要因がなく、肩や首の筋肉(特に胸鎖乳突筋)が硬くなるために喉の違和感が出るケースもあります。
72歳のTさん、昨年10月頃から喉の圧迫感や、喉に引っかかる感じが出始めました。症状は特に朝方が強く出るようでした。
そこで病院で様々な検査を受けられましたが、特に異常はありませんでした。
詳しくお聞きすると、以前むち打ちを何度か経験され、肩や首は慢性的に凝っている、昨年顔面神経麻痺が発症した、逆流性食道炎で服薬した、耳鳴りがある、舌は白苔、などでした。
そこで、逆流性食道炎の原因が<気滞>であることから、まずは化痰降気の半夏厚朴湯などをお使いいただきました。
2週間後、喉がコロコロする感覚は減少したが、圧迫感は変わりませんでした。
これは<気滞>が原因ではなく、朝方不調であることや、昨年に顔面神経麻痺が起きたことも考え、肩こりや筋肉の緊張から生じていると思われました。
そこで漢方薬は、平肝薬や解表薬に変更したところ、喉の症状は改善しました。
当然のことですが、症状だけを見るのでなく、病歴なども勘案することで原因を正確に捉えることができた事例でした。

燃えるようなツツジ
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