今年の夏は猛暑続きで、多汗症の方は大変だったと思います。
一方、汗が出ない、あるいは汗が出にくい無汗症の方も辛い季節でした。
無汗症は生まれつき汗が出ない先天性の無汗症と、交感神経や甲状腺機能などに関連する後天性無汗症や、全く原因不明の特発性後天性全身性無汗症があります。
いずれの場合も、熱が身体にこもるために夏には熱中症に注意が必要です。
34歳の男性Aさん、子供の頃から汗が出にくく、特に顔に熱がこもり、赤くなることが多くありました。
20歳を過ぎた頃から、特に夏の暑さに耐えられず、辛い季節になりました。
汗は脇などのごく一部にだけ出るのですが、頭部からはほとんど出ないので強いのぼせ状態になりました。
そこで漢方薬は、腠理(皮膚の毛穴やきめなど)を開き、汗を正常に分泌させる桂皮を含むもの、発汗を促進するもの、そしてのぼせを治める清心火の漢方薬をお使いいただきました。
猛暑の2か月を経過し、今年に夏は昨年のように熱中症のような状態にもならず、汗も以前にょり出るようになって、調子よく過ごせたと喜んでいただきました。
暑い時期が過ぎれば、その後は汗が出やすくなるような体質改善のため、
衛気を強めて腠理の開閉をスムースにする漢方薬に変えていきます。
体質によっていくつもの漢方薬がありますので、ご相談ください。

夏の終わり
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