打撲と漢方
漢方薬はほとんどが身体内部のトラブルに使いますが、時に外傷にも使うことがあります。
70歳のYさん、先日椅子から落ちて頭を打撲しました。頭のことなので心配になり、脳外科を受診されました。
結果は頭蓋骨の外部にだけに炎症があり、硬膜などの内部には影響がないとのことでした。
しかし、これがきっかけで、硬膜下血腫が起きないとも言えない、との診断で少し心配になり、相談に来られました。
漢方では打撲に対しては、炎症がある場合には清熱剤などで炎症を治めますが、その後は血流を良くして回復を促進することをはかります。
漢方薬は、<治打撲一方>や<桂枝茯苓丸>、<冠元顆粒>など、状況によって使い分けます。
Yさんの場合は痛みが少し残っていましたが、炎症は治まっているようなので、予防のために<冠元顆粒>を継続してもらうことになりました。
漢方薬Kは脳や心筋のなどの微細血管の血流を改善し、梗塞を予防するために用いていますが、硬膜下の血流改善にも充分使えるものと考えます。
涼を求めて日本海
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