春先のアトピーの悪化
同じ時期に同じような相談を受けることがよくあります。
先週はアトピーの方の急激な症状悪化の相談をお受けしました。
40歳のKさんは1年前からステロイド治療をやめて、病院からの漢方薬だけにされていました。最初は順調に経過していたようですが、春先から薬が変わり、少し温めるような成分のある処方になったとたん、アトピーが急激に悪化しました。
全身に発赤が出て、痒みと落屑がひどく、寝汗も出るのですが、身体は寒気を感じるという状態になりました。
そこで漢方薬を変えたいと、ご相談にお越しになりました。
発赤があり、身体が熱いはずなのに寒気を感じるというのは、漢方で<真熱仮寒>といい、熱が内部にこもって、表に出られなくなり寒気を感じるというものです。
この場合は<寒薬>を用いて、内部の熱を冷ますことが必要です。
Kさんには、清熱解毒の<清営顆粒>や清熱利湿の<瀉火利湿顆粒>などをお使いいただきました。
そして1週間後、かなり赤みが引いて、落ち着き始めました。
この時期、気温の変化で身体に熱がこもりやすく、アトピーが悪化する方が他にも見られます。
早く対応することで、改善も早くに見られます。
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