赤ら顔と漢方
一口に<赤ら顔>といっても、様々な疾患や原因があります。
40歳の女性Kさんは1年前に化粧品かぶれを起こし、ステロイドを使われたのですがあまり改善せず、皮膚科では『酒さ様皮膚炎』と診断され、抗生物質を処方されました。
しかし完治することなく、漢方を求めて来店されました。
症状は、温度差があるところや、夜間になると赤くなり、日光や飲酒によって発疹がでたり、痒みが増したりしていました。皮膚は乾燥し、落屑を生じていました。
そこで漢方薬は、<荊芥連翹湯>や<麦門冬湯>をお使いいただきました。
2週間後、ほてりは軽減し、赤みや痒み、発疹も低減し、短期間で改善傾向が見られて喜んでいただきました。
赤ら顔は長期にわたる症状である場合が多く、改善にも時間がかかるのですが、今回の場合はお薬がピッタリと合ったようで早かったのかと思います。
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