神経過敏

30歳の会社員Nさんは繊細な神経の持ち主で、ストレスがかかると頻脈なったり、動悸がしたり、不安感を覚えたりしていました。舌苔は地図舌で漢方で言う<気虚>の状態でした。

そこでまずは安神作用の<桂枝加竜骨牡蠣湯>を1週間お使いいただいたところ症状は楽になりましたが、今度は食欲不振、吐き気、胃重などを訴えられたので、心脾両虚とみて<帰脾湯>に加え、和胃降逆の<半夏瀉心湯>を併用していただきました。

そして1週間後、これらの症状も楽になり、落ち着いたようです。

4月は年度変りでストレスも多く、病気でないのに不快な症状が出ることが多い季節ですが、漢方がピッタリあって喜ばれることがたくさんあります。

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