祇園祭速報 2

雨の中、祇園祭の準備は着々と進んでいます。

今日は鉾の曳き初めがありました。組み上がった<菊水鉾>の動きを確認するため、囃子方も乗り込み、当日さながらで50mほど動きました。

<長刀鉾>も飾りつけが終わりました。

雨のため前掛にもビニールが覆って美しい飾りが見えません。

連日の作業でお疲れ? 

信号待ちで車から降りて写真を撮る人も! 

祇園祭速報  1

昨日の胴組み(本体の台座組み立て)に続き、今日は<縄がらみ> すなわち釘や金具を使わず、くさびと縄でくみ上げられました。あいにくパラパラ雨が降り、シ ートの下での作業でしたが、昔から祇園祭には雨がつき物で、慣れた様子でした。

その後、真木(長刀が取り付く長~い柱)が取り付けられ、しっかりと台座に固定されました。

午後からは鉾たてが多くの観客の見守る中、太いロープで引き上げられ高さ22mの鉾が立ちました。昔は人手で引いたとの事ですが、現在はウインチを使っています。

長刀鉾保存会の事務所にこれだけの資材が保管されているのには驚きです。

なお、山鉾巡行のコースは次のとおりです。

これで、仕事をサボっているのもバレバレですね。

慢性の鼻閉

鼻閉は、子供や若い男性によくみられ、漢方薬で改善するケースは大変多いです。

遠方よりわざわざ京都にこられた27歳の男性Mさん、高校時代より慢性副鼻腔炎で鼻閉が続いていました。今までも耳鼻科の治療を受けたり、抗生物質を服用したり、漢方薬も10種類以上使ってこられました。そして他店で求めた<荊芥連翹湯>がいちばんましだったが、しかしスッキリはしないとのことで相談にこられました。

そこで鼻閉のファーストチョイス<鼻淵丸>だけを使っていただき、様子を見ることにしました。1ヶ月後来店され、結果をお聞きしたところ、飲んだその日からすぐに効果が現れ、1ヶ月で8割方良くなったと喜んでいただきました。あまりの速さに驚きのご報告でした。

漢方薬Bは構成生薬の<蒼耳子>が鼻の穴を掃除してくれるという、効果の早い漢方薬として有名です。

くちなしの花が咲きました

いつも通る道端に、夏を告げる『くちなし』の真っ白な花が咲きました。

『くちなし』は秋になると実をつけますが、これを乾燥して生薬<山梔子>として<加味逍遥散>などに使われ、また料理では黄色の天然着色料として、栗きんとんやたくあんに使われます。

なお『くちなし』の意味は、実が熟しても<口が開かない>ことから名づけられたとのこと、そして花言葉は『私はとても幸せ』ということを初めて知りました。

なかなか・・意味深な植物ですね。

JEUGIAカルチャーで講義をしました

第4回目のカルチャースクールは、

五臓六腑>の話の1回目で<脾と胃に関する基礎理論>と、<胃腸トラブルと漢方薬>というテーマで、具体的な漢方薬の使い分けを学んでいただきました。

漢方処方を書き上げていくととてもたくさんあり、改めて漢方の選択幅の広さに感心しました。

症状と薬がピッタと合うと漢方でも即効性があります。例えば神経性の胃痛に<四逆散>や、食べすぎ、もたれに<半夏瀉心湯>などです。
今回は皆さんに<サンザシ配合健康食品SS>を試飲していただきましたが、これから夏の食欲低下の時期、お勧めしたい一品です。