本当は怖い家庭の医学から

昨日のテレビ番組「本当は怖い家庭の医学」で、漢方をテーマにした放送がありました。

問診や舌診、腹診など漢方の診断方法や、生薬を用いた料理の話などの基本的な内容で、漢方普及の立場からはよい番組だったと思います。

しかし、この中で<漢方は医師によって処方される>とか<保険で飲める>との話がありましたが、薬局でも当店のように専門的にやっている所があることは話がありませんでした。

そこで紹介しておきたいのですが、保険適用の漢方薬エキス製剤は148種類がありますが、一方保険適用されないいわゆる<一般医薬品>としての漢方薬は、当店でも250種類程度常時在庫しており、その他のメーカーを含めると多くの種類があります。

これによって

1、漢方薬の選択の幅が広がります

2、動物生薬を含む優れた薬もたくさんあります

3、生薬配合によってはシャープな効き目の薬もあります

また、専門的な薬局では1人のお客様に30分~1時間かけて全身の状態を捉え、処方を決めます。○○病には○○湯というような<病名漢方>でなく、漢方理論、中医学理論に基づいて処方を決めています。

テレビを見て、思ったことを書いてみました。