免疫学・安保先生の講演 2

低体温の話の続き。

体温を高めることは様々な治療に見られます。ガンの温熱療法では39.5℃以上でガン細胞が死滅するのを利用します。また、砂風呂や温泉による民間療法もあります。

自分で体温を高める方法としてはお風呂が簡単です。最近はシャワーだけの方も多いようですが身体を温めることで血流が良くなり、気分もリラックスしますので湯船につかるよう習慣づけてください。

次に大切なのは運動と食事です。特に食事療法では玄米菜食によって食物繊維を多くとることで、腸内環境をよくすることが大切です。また消化管は副交感神経の働きにつながりますので、食物繊維ような吸収されないものを取ることで消化管の働きを促進し、リラックス状態を生み、血流がよくなって身体が温まります。他にもたくさんの方法がありますが、続けられることが大切です。