免疫学・安保先生の講演1

昨日は漢方薬Sの全国大会が東京であり、メインイベントとして、免疫学で有名な安保先生の話を聞く機会を得られました。とても素晴らしい話でしたので、そのポイントを紹介します。興味ある方は新刊の「体温免疫力」を読んでみてください。

 

まずは低体温が病気を生むということ。現代社会は生活が豊かになり、子供はのんびり育ち、且つ運動量が少なくなっているため、交感神経の興奮状態が少なく、代謝が低下して低体温になっています。

 

一方大人は、ストレスが増えて常に交感神経の緊張状態が続くために血管が収縮し、血流が悪くなって低体温を招いているということです。低体温の原因は生活環境や食習慣にも原因があると思います。

 

結果、低体温は身体の免疫を低下させ、外部からの感染や、ガンなどの内部からの病気になりやすいのです。昔は36.5℃が普通と思っていたのですが、最近はお客さんに聞いても35℃以下の方が多くおられます。運動不足を解消し、身体を温め、代謝を高めることが肝心です

 

漢方は身体を温め、代謝を高めるものがたくさんあります。これらは予防薬として常用できるのも特徴! 改めて漢方の素晴らしさに自身をもちました。