飲食不可能な方に

胃のポリープやガンによって幽門付近が狭くなり、飲食物の通りが悪くなることがあります。ひどいときには流動食や水分しか受け付けないという状態になります。

私も10年前はポリープ体質であったため、ポリープが大きくなるといつまでも胃もたれし、腸に降りていかない感じを受けることがありました。胃カメラを受けると、ポリープが大きくなっているとのこと。原因は飲食にあるのは明らかで、要は飲みすぎ!だったのです。

3年間同じことを繰り返したので、そろそろ気をつけようと思い、消化を助ける健康食品を飲み、酒類を控えるとポリープは出なくなりました。

しかし、ガンの方の場合はそう簡単ではないのです。固形物が食べられないので水分や流動物が中心になりますと、水が胃に溜まった状態になり、少し食べただけで嘔吐するようになります。できれば嘔吐を止めたいとの相談を受け、<五苓散>を使うことにしました。

嘔吐を繰り返す方に、薬を飲めないので、おも湯などと一緒に薬を少量をまぜ、何回にも分けて服用することで、胃中の水がはけて、嘔吐が楽になるという例があります。同様にガンの方でも使えるものと思い、試していただきました。

少しでも飲食ができて、体力回復ができますように!

梅雨時期の漢方 2

梅雨の時期によくある症状は、むくみ、下痢、胃腸病などいくつかあります。

42歳女性、最近下痢が続くのですが、食べ物が悪いのでしょうか?と相談に来られました。話を聞いてみると嘔吐もなく、食中毒のような症状は無いようで、このところ雨も少なく毎日暑くて家に帰るとクーラーを入れ、冷たいものを飲むことが増えていることがわかりました。

これが下痢の原因で、漢方では【寒湿の下痢】といい、水を控え、冷えに注意してもらい、また「胃苓湯」を使っていただいて2日で改善しました。

気候の変わり目です、冷飲・冷食に気をつけてください。