乾癬は様々な要因で起きる免疫疾患で、紅斑(皮膚が赤くなる)、肥厚(盛り上がり)、浸潤(ジクジク)するような症状が全身の様々な部位に発症します。
65歳のMさん、今年の2月に脚に発症し、その後腕や背中に広がりました。
最初は湿潤が強く、痒みもありましたが、病院ではステロイドを使わない外用薬だけ出ていました。
そこで漢方薬を併用してみようとお越しになりました。
体質はアレルギーが出やすく、皮膚は弱い、便秘気味、舌診では紫舌で血流が良くない体質と見られました。
そこで漢方薬は、清熱解毒通便薬で身体の内熱を軽減すること、清熱化湿止痒薬でジクジクを軽減し、痒みを抑えること、清肝瀉火薬でストレスを軽減して悪化要因を減らす漢方薬をお使いいただきました。
2週間後、湿潤が軽減し、赤みも少し軽減してきました。
4週間後にはさらに赤みが治まり、元の肌色が部分的に見えるようになりました。
しばらく継続されると治まるものと思われます。
この間にAさんは、脂濃いものを控える、動物性たんぱくを控える、甘いものを食べない、運動をするなど、自分なりの努力をされてきました。
この事例では、漢方薬の効果が見られたこと以上に、ご本人の努力が功を奏したと思われます。

京都・伏見稲荷大社は観光客がいっぱい
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ
陣で幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局 宇治本店・京都四条店
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇