ものもらい
目の周辺にできる出来物で、一般的にはものもらいとも言われます。
病名では、<霰粒腫>と<麦粒腫>があります。
<霰粒腫>は、まぶたの奥にある脂腺が腫れて、腺の開口部がふさがるために起こり、眼瞼の腫れや異物感があります。
<麦粒腫>はまつ毛の毛包や汗腺に起きる感染症で、まぶたに赤みがあり、軽度の痛みや痒みを伴います。炎症が強くなると腫れや化膿することもあります。
10歳のYくん、大きなものもらいが出来て消えないとの相談を受けました。
小さいものは点眼薬で引いたが、大きいのは赤みがあって引かないとのこと、そこでまずは霰粒腫と考え、漢方で言う<痰核>ととらえ、胃の消化分解を促進する、健康食品SSを使っていただきました。
その後1か月で変化が出ないため、これは<麦粒腫>と思われ、薬を<漢方薬J>に変更しました。
1か月後、腫れは小さくなり、赤みも軽減してきました。
最初に<霰粒腫>か<麦粒腫>か、診断結果をご存じなかったために、判断を誤った事例でした。
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