ふくらはぎの痙攣・こむら返り
年齢や冷えによって起きるふくらはぎの痙攣、特に睡眠中によく起きますね。
病院ではよく芍薬甘草湯>が使われますが、この薬は常用すると<甘草>の量が多いため、偽アルドステロン症などの副作用が起きやすくなります。
漢方を専門とする薬局では、あえてあまり使わない処方です。
85歳のTさん、毎日朝方にふくらはぎが締められるように痛んだり、痙攣を起こしていました。朝起きた後は全く起こることはありません。
そこで<四物湯>で血虚を改善し、<冠元顆粒>で血流を良くすることにしました。
その後2週間は全く起きなかったのですが、3週間目に再発しました。
血流の改善だけでは完全ではなかったようで、今回は<補陰剤>に変更しました。すなわち細胞の潤いを増すことで、ふくらはぎの筋肉の働きを正常にして、痙攣が起きないようにすることとしました。
漢方薬Sのように、痙攣に対する対処療法でなく、年齢に伴う筋肉のの老化を軽減する、筋肉の働きを正常にすることが、本来の治療方法なのです。
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