尿たんぱくが多くなる疾患にネフローゼ症候群があります。
診断は腎生検によって腎組織を調べることになります。
9歳のMくん、学校の健診で尿たんぱくが見つかり、病院で検査を受けると、
尿たんぱくは2+程度、時に潜血反応がみられ、血液検査では総蛋白やアルブミンも低く、A/G比も少し低くなっていました。
子供にはよく見られる症状で、しばらくは経過観察となりました。
その後4か月経過しても治まる様子がなく、一度<腎生検>をしてみようとの判断がされたので、その前にと漢方相談をお受けしました。
Mくんは元々アレルギー体質で、慢性鼻炎もあり、風邪も引きやすいとのことでしたので、免疫を高め、アレルギーを軽減する目的の、柴胡剤と黄耆製剤をお使いいただきました。
飲みだして1か月後には尿たんぱくが(2+)から(+)または(±) に変化しました。
そこで腎生検は一旦中止して、また経過を見ようということになりました。
2か月目には(±)や(-)になり、血液データもすっかり良くなりました。
さらに3か月目には尿蛋白/. クレアチニン比も良くなり、治まってきました。
この時期は風邪などをひくと悪化することもあり注意が必要ですが、少しずつ安定すると思われます。
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