胃の違和感と逆流性食道炎
胃のトラブルには様々な原因があり、漢方の対応方法も多岐にわたります。
中でも最近多いのが、病院で<逆流性食道炎>と診断されるケースです。この多くが、ストレスや自律神経に起因するもので、胃の機能低下とは少し異なります。
44歳のYさん、この1か月間朝に吐き気がしたり、胃もたれが強くなり、食欲もなくなりました。
また口中が酸っぱく感じ、舌がしびれる感じがする、全身が冷えて、気分も塞ぐとのことでした。
病院では胃粘膜保護剤や制吐剤、消化剤などの胃薬がでましたが、改善の傾向はなく、漢方相談をお受けしました。
お聞きすると明らかに自律神経によるもので、病院の胃薬が効かないのがわかりました。
漢方の捉え方では、吐き気は<胃気の上昇>によるものでその原因はストレスです。
また口が酸っぱいのも<肝鬱>といい、気が停滞している時に起きるものです。
そこで漢方薬は<柴胡疎肝湯>や<心脾顆粒>をお使いいただきましたところ、2週間後には食欲も戻り、吐き気も治まりました。
このようなケースは、おなかの不調が起きる前から自律神経のトラブルをお持ちの方によくあります。
おなかのことを見る前に、その方全体を見ることで容易に判断できます。
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