Mさんは昨年秋に顔の湿疹が発症しました。
思い当たる原因もなく、まずは皮膚科でステロイドを処方されて治まりました。しかし再発を繰り返し、完全に治まることがなく、いつまでも顔にステロイドを使うことに戸惑いを覚え、相談に来られました。
お越しいただいたときは、赤みが強く、小丘疹が多数あり、皮膚は乾燥してピリピリし、痛みもありました。少し浮腫んで腫れているようでもありました。
その時は何らかのアレルギーとの診断で、抗アレルギー薬と保湿剤を使われていました。
Mさんは元々肌荒れしやすい体質で、冷え症、便秘があり、熱がこもっているようでした。
そこで漢方薬は<清熱通便潤燥>の薬などの薬をお使いいただきましたが、使い始めると頭痛が始まり、頭重感や顔が腫れ、身体も重くなりました。
これは偽アルドステロン症の疑いがあり、すぐに中止したところ治まりました。
そして甘草を含まない漢方<柴胡清肝湯>などに変更して続けていただいたところ、丘疹や赤みは引いて、肌が少しずつ落ち着いてきました。
新しい皮膚の部分が増えて、荒れた皮膚面積が低減してきました。
皮膚代謝は時間がかかりますが、確実に改善してきてホッとしました。
今後は、湿疹を生む根本原因である<腸内環境>を整えることを考えていきます。
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