臨床研修in北京 Part1
3月18日~21日までの間、中国・北京に臨床研修に行ってきました。
今回訪れたのは、北京にある三芝堂という有名な診療所です。ここは、もともと、路志正先生という有名な先生が開かれた診療所です。
路志正先生は、中国で最初に、政府が認定する「国医大師」となられた方で、中国では当然のことながら、他の国でも中医学に携っている人で知らない人はいないと言われるほど有名な先生です(中国全土で、これまでに国医大師として認定されたのは、なんと50名程度しかいないそうです)。
路志正先生は、今年でもう96歳になられていますが、なんと今でも週一回、医院で診療されておられます。一般の方の診療はもちろんのこと、政府高官や要人の診療なども担当されています。
今回は3日間にわたって、路志正先生のご子息であり、三芝堂の継承者でもある路京華先生の元で、実践の診療をみっちり学んできました。
ところで、今回の臨床研修の舞台となった三芝堂は、ビルの2階にあります。ところが、外には看板が全くないので、最初にタクシーで近くに着いた時には、どこにあるのか全く分からず、少し迷ってしまい、最後は地元の人に聞いて案内してもらったほどです。
それどころか、三芝堂は広告宣伝も(ホームページはありますが)ほぼ行っていないとのこと。とても不思議に思いましたが、この理由は後ほど判明いたしました(Part3でご紹介いたします)。
投稿:古村 匡崇
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