病気を ”つくりだす” 現代社会 (1/2)
最近、お客様からのご相談を受けていて、よく感じることがあります。
それは、職場環境や家庭環境、人間関係、あるいは居住環境や食生活によって”つくりだされた””病気”がいかに多いか、ということです。
人の心と身体はつながっています。
さらに、その時の季節や取り巻く職場・家庭環境、あるいは普段とっている食事や運動の習慣などと、心と身体も密接に影響し合っています。
季節や気候が変われば身体がそれに順応しようと変化しますし、心(精神状態)もそれに応じて変化してきます。
例えば春から夏に向かう時期は身体も活動的になり、代謝が良くなって汗をかきやすくなりますし、気分も前向きに高揚してきます。
また、身体に何か不調があって辛い時は、それを受けて心も沈んでしまいます。
例えば、インフルエンザや胃腸炎などで寝込んでしまった時は、次第に気持ちも消極的に弱くなり、外に出て活動しようとは思わないようになっていきます。
そして、その逆、つまり職場や家庭環境などの影響で、先に心(精神状態)の方に変調がある場合は、それに応じて身体の方にも症状が現れることがよくあります。
例えば仕事内容や職場環境に不満やストレスがあり、仕事に行きたくないという気持ちが日に日に強くなっていくと、発熱や腹痛、疲労倦怠感など、実際に症状が現れてきます。
その時、その症状の方を優先的に治療して、たとえ一時的に良くなったとしても、もともとの根本的な原因が解決されていないため、遅かれ早かれ、また同様の症状が現れてくることになります。
続きは次回、「漢方薬」で身体の症状を改善することだけが東洋医学の知恵ではないということをお伝えいたします。
投稿:古村 匡崇
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局
◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇