10年来の不眠

40歳のHさんは、10年前ぐらいから寝付きが悪く、夢をよく見、途中で目が覚めたら再び眠るのが難しい状況でした。
Hさんはイライラしがちな性格で、睡眠前は熱っぽく、体を冷やしてから眠ることも多いようです。また、夜中に二度ほどお手洗いに行かれるようで、そのことも眠りを妨げているようでした。

体の上半身は熱を持ち、下半身は冷えるという「上熱下寒」、「心腎不交」の状態であると捉え、<天王補心丹>、疎肝剤の<加味逍遥散>、心血を養う<心脾顆粒>などの漢方薬を状況に合わせて使用して頂きました。

二ヶ月ほどの服用で、精神的に落ち着き、寝付きもよくなり、夢をみる回数も減ってきました。
中医学には「心腎相交」という言葉があり、心腎の陰陽バランスを整え、心血を養うことが快適な睡眠の条件となっています。

投稿者:上田泰寛

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info

漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆