風邪と熱性痙攣

8歳のYくんは風邪を引きやすく、3歳の時には発熱から熱性痙攣を起こし、その後も幾度か繰り返していました。また、また風邪を引くたびに蕁麻疹が出るので相談に来られました。

漢方では<表虚>の体質が原因と捉え、<黄耆建中湯>などの漢方薬を使っていただきました。
その後蕁麻疹は出なくなったのですが、熱性痙攣が起きたので、

今度は柴胡剤や<六味丸>などのお薬をお使いいただきました。その結果、風邪気味でも発熱することがなくなり、順調な経過をたどっています。

以前の脳波検査では少し乱れがあったようですが、次回の検査で良くなるのではと期待しています。

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