ホルモンに関する研修会

昨日は定例の<社内研修会>で内科の先生を講師にお願いし、性ホルモンに関する勉強を行いました。当店では不妊症に関するご相談が多く、ホルモンの話や質問もあり、タイムリーなテーマの学習でした。

その中のひとつ、最近米国では<DHEA>というホルモンが話題になっています。これは デヒドロエピアンドロステロンといわれ、副腎から分泌されて性ホルモンに変わる男性ホルモンなのです。

これは老化に関係するホルモンで、一般的には意欲を高め、身体を元気にしたり、運動選手では筋肉を増強するなどといわれます。

また、疾患に対しては、コレステロールを下げ、動脈硬化の予防や、糖尿病の改善、骨粗しょう症の予防などにも効果があると言われています。さらに認知症の予防として脳機能を改善するともいわれています。

日本ではまだ治験段階で、医薬品にはなっていませんが、婦人科では不妊治療に患者さんの自費負担で一分使われ始めています。米国ではサプリメントとして販売され、ネットを通じて日本にも入ってきています。

しかし、まだ新しいもので副作用なども不明ですし、とくに人間の根幹をコントロールしているホルモン系を乱すことがないのか、10年以上の単位で結果を検証されることになるでしょう。

新しいサプリメントはいつも危険と隣どおしです。安易に使って取り返しのつかないようなことにならないよう、充分気をつけてください。

2件のコメント

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