インターネットによるご相談

毎日たくさんの相談をお受けしていますが、特にこの夏多かったのが多汗症です。

いずれの疾患でもその体質的な原因はいくつもありますので、相談票で体質を判断し、それに対応する漢方薬を考えますが、多汗症の場合は複合要素が多く、難しい部類に入ります。

たとえば、身体に湿熱がこもっている場合は、熱を冷まし、湿を取り去るという方法で考えられますが、緊張により発汗するという精神的な要素が加わると、過敏な反応を抑制する漢方も必要になります。また、先天的な要素が含まれることもあり、メールでのご相談ではこれらがわかりにくいものです。携帯で写真を送っていただく場合もありますが、やはりできるだけご来店をお勧めしています。

皮膚病も同様で、状態を正確に把握するためには写真か来店をお勧めしていますが、現在<skype>や<messenger>でカメラを使い通信している方もありますので、今後さらにカメラを活用していきたいと思います。