冷え症は万病のもと

今朝のNHK生活ホットモーニングの番組で<冷え症の漢方>が放送されていました。日本漢方で冷え症に使う代表的な漢方薬6種類を紹介し、使う人の体質によって異なるというものでした。

その中でも少し説明されていましたが、冷えは万病のもとで、冷えが他の症状を生むのです。例えば、頭痛、肩こり、下痢、ホルモン失調、さらには鬱証などがあります。そして、様々なトラブルの解決に、身体を温める処方を使うケースが多々あります。

寒くなって冷え症の相談の方が増えていますが、冷えの原因が、共通して生活の中にあると感じることが多いのです。例えば、冷たい飲み物、冷たい食べ物、この時期に美味しい果物の過食、冬でもアイスクリーム、ミニスカート、ストッキングなし、などの悪い条件と、運動不足です。漢方薬を使っていただくときは、これらの生活上の注意を必ず話しています。

冷え症に使う漢方薬は、医院で使われるものは保険適用されますが、薬局で取り扱う漢方薬は、体質に合わせて<さらに多くの種類>があることを申し添えます。