ストレスと病

ストレスが原因で発症する病気はたくさんあります。

逆に、病気のほとんどがストレスの影響によるものといっても過言ではありません。現代医学では血液検査はできても、ストレス測定はできません。漢方相談では、症状や経過を聞きながら、その症状が発症したきっかけを探りながらストレス度も推定します。そして原因となったことから、今日までの経過を知ることで、元に戻す道を考えるのです。

ストレスでよく起こる症状を列挙してみますと、

ガン、糖尿病、自律神経失調、狭心症、過敏性大腸、潰瘍性大腸炎、潰瘍、頭痛、眼痛、蕁麻疹、のどのつまり、耳鳴り、めまい、生理トラブル、手の痺れ、などきりがありません。それらの具体的な症状などを次回から書いてみます。

ストレスをなくすることは出来ませんので、発散するか、緩和するかの方法をとってください。

先日のガンの治療の講演では『笑うこと』、例えば笑える番組や落語・漫才などを見ることが簡単にできます。ばかばかしいと思わず、涙を流すほど笑ってみてください。きっとさわやかな気分になります。

そして、自然の中に入ってみてください。涙が出てきそうなほど美しい景色を見ると身体が洗われた様な気分になります。

こんなことが免疫細胞の正常化につながり、ひいては病気の解決につながるのです。

昔から『病は気から』といいますが『気の流れ』は最も大切なことです。