糖尿病の中医学 1

昨日は東京で糖尿病の中医学的治療に関する専門講座を受けました。ちょうどその前日に糖尿病がテーマのメルマガを発行したところでしたが

その内容が不十分だったかなと思っています。というのは、もっと大変な病気であることをお知らせできていなかったかな?と思ったのです。

糖尿病は血液と血管の病なのですが、よく言われる3大合併症だけでなく、脳と心臓血管に及ぶため死に至る病気ということです。一般的な心筋梗塞や脳梗塞は、血管の部分的に障害が起こり、症状もはっきりと出るのですが、糖尿病の場合はすべての血管が狭くなり、動脈硬化を起こし、梗塞状態になるのです。それも通常の狭心症のように自覚症状が出てくるのでなく、知らない間に進行していくのも糖尿病の特徴です。

人間の血管は、細い血管を合わせると約10万Km=地球2周半もの長さがあり、あちこちで見えない間に問題を起こしているのです。食べすぎとストレス過多の人は悪化も早く、そのような方は改善する意思も弱いケースがほとんど。今からでも遅くありませんので、よーく生活を見直してください。