子供の病気もたくさんあり、それに対応してお薬が使われますが、神経系に作用するような薬を使われているときは、『いいのかなあ?』と思ってしまいます。
例えば、最近相談を受けた中では、自家中毒のような症状に<抗不安薬系>で発作を抑制するとか、夜尿症で<抗うつ薬>を使うとかが使われています。これは標準的な治療で、決しておかしいことではないのですが、8歳までの子供で夜尿症はあっても当たり前という私の感覚です。
これらの症状には漢方薬は安全で、効果を発揮するのですが、あまり知られていないのが残念です。例えば<自家中毒>では柴胡剤などいくつかありますし、夜尿症では補腎薬や、安神薬などたくさんの種類があります。効果も早く、安全ですので、ぜひお知りおきください。
成長段階の子供には、薬だけでなく安心感を与える心のケアも必要です。病気と捉える前に、親の対応を振り返ることも大切ではないでしょうか。
小建中湯(しょうけんちゅうとう)
漢方薬:小建中湯(しょうけんちゅうとう)の詳細と効果鐔ジ耵�
小柴胡湯 しょうさいことう
漢方薬:小柴胡湯(しょうさいことう)の詳細と効果鐔ジ耵
海外での病気
はじめての海外旅行中にかかる恐れがある病気は、日本にない病気もあり抗生剤の乱用などの素人療法で逆…