更年期と低音障害型感音難聴
この疾患は20代から40代の女性に多く見られ、低音が聞こえにくい、耳が詰まる、低い音の耳鳴りがするなどが特徴的な症状です。
原因は疲労やストレスなどによって、内耳(蝸牛)のリンパ液が増えるために起きるとされます。
西洋医学ではステロイド製剤や利尿薬、血流改善剤などがつかわれますが、これで改善しないケースも多く見られます。
漢方では、気滞(ストレス)や気血不足に伴う水分の代謝異常ととらえ、気を巡らせる疎肝剤や、水分代謝を促進する利水剤などを使います。
45歳のSさん、昨年から耳閉感や低音の聞こえにくさが気になり、耳鼻科でステロイド投与を受けましたが、改善しないので漢方相談を受けました。
Sさんは仕事のストレスがあり、そのための<肝火>によって耳鳴りはゴーという大きな音がし、不安感もありました。
また舌診では<白膩苔>で、水分が滞留している状態でした。
そこで漢方薬は、ストレスを緩和し、水分代謝を促進する利水剤や、睡眠を良くする安神剤などをお使いいただきました。
あわせて、水分の摂取を控えることをお勧めしました。
結果、2か月後にはすっかり治まりました。
その後にホットフラッシュが始まるとともに耳の症状も再発気味になったので、疎肝理気剤を追加することで直ぐに治まりました。
結果からみて、この症状はストレスや水分過多だけでなく、更年期も一つの要因になっていたかと思われます。
ホルモンバランスと自律神経は一体と考えますので、この年代にもよく見られます。
耳の症状もご相談ください。

早くもフキノトウが芽吹き
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