冷えと不登校
文科省のデータでは、令和2年度の小・中学校における不登校の児童生徒数は19万人とされています。
不登校の原因は多岐にわたり、容易には解決できませんが、漢方で出来ることもあります。
15歳のRさんは、冷え症で、貧血気味、立ち眩みがあり、おなかも壊しやすい、少し虚弱なタイプでした。気分も少しユーウツで、不安感もあり、時には動悸もするようでした。
そこで漢方薬は、身体を温め、冷えや貧血を改善する<婦宝当帰膠>や、オウギ、オンジ、サンソウニンが含まれる補気、安神作用のあるものをお使いいただきました。
2週間後、冷えや立ち眩みが改善し、気分的にも良くなり、さらにはしばらく行けていなかった学校にも行けるようになりました。
結果、身体の冷えや貧血で<気血両虚>になっていたことと、ストレスで少し緊張状態になっていたと思われる心がリラックスできたものと考えます。
漢方で出来ることは
1,身体を元気にし、気力を高めること
2,緊張を緩和し、リラックスすることで、気が動き始めること
この2つの効果が期待できるものと考えます。
まさに心身一如(身体と精神は一体であり、一つのものの両面にすぎないという仏教の考え)ですね。
投稿者:古村学
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