長い間の口内炎
28歳の女性Yさんは、風邪を引いて高熱が出た後に口腔内や舌が荒れました。
その後口内炎だけが残り、病院で出されたステロイド軟膏を塗り、それでも治らないのでレーザー治療を受けましたが、治まりませんでした。
更にその後もいろいろな薬を塗布していましたが、ますます悪化し、食べることは愚か、歯を磨くことも出来ず、口の渇きが酷くなり、もう限界と思われ、ご相談を受けました。
詳しくお聞きすると、のぼせがあり、舌診では<微紅舌=熱が上昇っている> <白苔=口渇があるため水分摂取が多い>という状態でした。
それらから、漢方で<胃陰虚・湿熱>の状態で、原因は鎮痛剤などによって消化器の水分が失われ、そのため口渇が生じ水分を多く摂ってしまう、しかし胃には水分が入るが、細胞レベルでは水分が失われて、炎症がおきている、これが口内炎の原因となっていると考えました。
そこでまずは口腔内の熱と、その原因になっている胃熱を取るために<甘露飲>をお使いいただきました。
2週間後、赤みは軽減しはじめ、3か月で新たな口内炎は起きずに安定してきました。
その後はのぼせなどの体質的な原因を取り除くことが必要になります。
食べられないことは辛く、まずは飲食ができるようにすることが出来て良かったです。
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