多汗の原因やタイプは多様で、たくさんの漢方薬があります。
35歳のTさん、頭部の発汗が酷く相談に来られました。
寝ている間にも発汗し、起きた時には髪もびっしょりになるほどでした。
また、緊張時にも発汗が多くなりました。
汗はダラダラと流れ、汗の後は手足が冷える、気温の変化に敏感、のぼせがあるとのことでした。
そこでのぼせに対しては<加味逍遥散>を、ダラダラ汗には衛気を強める漢方薬EKを使っていただきました。
その後少し治まったのですが、冬になると足が冷えるが、温かいところに入ると汗ばむとのことでした。また下半身を温めると汗が楽になる、との特徴的なことが聞かれました。
そこで今回は<苓姜朮甘湯>をお使いいただきましたところ、足の冷えが楽になり、のぼせを感じなくなりました。それに伴い汗も治まりつつあります。
季節が変わるとまた状況は変わると思いますが、ちょっとしたヒントで薬がぴったり合ったようです。
みごとな彼岸花
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