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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

日別: 2017年6月27日

梅雨時期・痰と漢方 

2017年6月27日 by 健伸堂

梅雨時期は外気が多湿になるため、身体にも湿がたまりやすくなります。

よく見られる症状は、下痢、腹痛等ですが、気管支系の弱い方は痰が増えることもあります。

漢方で「脾は生痰の源、肺は貯痰の器」といい、<脾は胃腸で作られた人体に必要なものを全身に巡らせる働きがあり、この脾の機能が低下すると水分が過剰になり、それが肺に運ばれて肺に溜まり、痰となる>と考えます。

西洋医学では、痰は肺や気管支の問題としますが、漢方では胃腸機能に原因があると考えます。

つまり消化器系の水分代謝が悪くなると痰は増えると考えます。

40歳のMさん、咽に痰が溜まって粘り、咳き込むとのご相談でした。
舌をみると<白苔>で、おなかの水分が多いようで、習慣的に水分摂取がおおいとのことでした。
その他には、身体が重い、頭重感があるなどの兆候もありました。

そこで気管の炎症をやわらげ、粘稠な痰を出しやすくする<清肺湯>や、胃の働きを強め水分の代謝を促進する<六君子湯>などをお使いいただきました。

しばらくして痰は軽減し、咳もなくなり、体調もよくなりました。

痰はこの時期だけではありませんが、梅雨には多く見られる症状です。

小さくても甘いびわが実りました

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カテゴリー: 咳・気管支炎・喘息 タグ: 咳, 梅雨時期, 漢方, 痰

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

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