85歳のFさん、背中や胸部が1日おきに痛み、重苦しく、時には吐き気を感じるとの相談をお受けしました。
今迄の経過をお伺いすると、昨年の7月に夏バテした後不調で、30分歩いただけでも疲れが酷く、痛みが出るとのこと。
また、心配事があると痛み、疲れると痛む、唯一お風呂に入ると楽になるようです。
そこでこの原因は心因性による筋肉の緊張と考え、四逆散をお使いいただきましたが、1週間後お越しになった時は、全く改善が見られないようでした。
そこで再度検討しなおし、年齢や夏バテによる<気虚>による<お血>が原因と考え、補気剤の<補中益気湯>と理気活血薬の<冠元顆粒>をお使いいただきました。
2週間後、今度は痛みが楽になり、回数も減って調子が良くなりました。
もう少し継続すればすっかり良くなるものと思われます。
今回の痛みは年齢的なことや、夏の体力低下が引き金になったもので、高齢の方独特の事例でした。
痛みも発症の背景を知ることで、容易に改善するものです。
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