更年期の のぼせ
48歳のSさんは親の介護などで心身の疲労もあって42歳で閉経してしまいました。
その後、更年期症状のような、のぼせや不安感、おなかが張る、不眠などが出始めました。
その他にも貧血、肩こり、便秘などもありました。
そこで漢方薬は、不安感を取り除くために<柴胡加竜骨牡蠣湯>や、貧血を改善し、気分をリラックスさせる安神作用の<帰脾湯>などをお使いいただきました。
不安感は楽になったのですが、のぼせや不眠が改善しないのでお薬を変更し<桂枝加竜骨牡蛎湯>をお使いいただきました
。また便秘ものぼせの原因のひとつと考え、<桃核承気湯>を併用していただきました。
その後は、不安感やのぼせ、不眠、便秘なども改善してきたので、そのまま継続されています。
<柴胡加竜骨牡蠣湯>は不安感のファーストチョイスで、清熱安神化痰作用があり、大黄が含まれますので便秘の方に使いますが、
Sさんの場合はのぼせ、頬部紅潮、口渇などがあったので、漢方で言う<虚陽浮越>と考え、<桂枝加龍骨牡蛎湯>が合ったようです。
ちょっとの違いで効果は異なります。ご相談ください.
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