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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

月別: 9月 2016

更年期の のぼせ

2016年9月30日 by 健伸堂

48歳のSさんは親の介護などで心身の疲労もあって42歳で閉経してしまいました。

その後、更年期症状のような、のぼせや不安感、おなかが張る、不眠などが出始めました。
その他にも貧血、肩こり、便秘などもありました。

そこで漢方薬は、不安感を取り除くために<柴胡加竜骨牡蠣湯>や、貧血を改善し、気分をリラックスさせる安神作用の<帰脾湯>などをお使いいただきました。

不安感は楽になったのですが、のぼせや不眠が改善しないのでお薬を変更し<桂枝加竜骨牡蛎湯>をお使いいただきました

。また便秘ものぼせの原因のひとつと考え、<桃核承気湯>を併用していただきました。

その後は、不安感やのぼせ、不眠、便秘なども改善してきたので、そのまま継続されています。

<柴胡加竜骨牡蠣湯>は不安感のファーストチョイスで、清熱安神化痰作用があり、大黄が含まれますので便秘の方に使いますが、

Sさんの場合はのぼせ、頬部紅潮、口渇などがあったので、漢方で言う<虚陽浮越>と考え、<桂枝加龍骨牡蛎湯>が合ったようです。

ちょっとの違いで効果は異なります。ご相談ください.

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取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

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カテゴリー: 更年期障害 タグ: 更年期, 漢方薬, 虚陽浮越

赤ら顔

2016年9月16日 by 健伸堂

顔が赤くなる原因は様々で、対応する漢方薬もたくさんあります。

1、冷えのぼせ
  下半身が冷えて熱が上にばかり昇っているような状態で、女性に多く見られます。
  血流を良くして、上下の熱のバランスを整えます

2、急な赤ら顔
  緊張やホルモンバランスの変動などで、急に気が上衝して、
  それに伴って熱が上に昇り赤くなるケースです。
    この場合は気分を安定させて急な上衝を抑えます

3、慢性的赤ら顔と肌荒れ
  脂質や糖質を多く摂りすぎたり、過食傾向の方に見られます。
  身体の中に過剰に熱が産生されたために、顔が赤くなり、且つ肌荒れを起こしています

4、酒さ
  お酒を飲んだ時のように顔が赤くなっている、顔面の充血によるもの
  顔の血流を改善し、且つ表熱を発散させることが必要です。

5、目の周りが赤い
  ストレスや自律神経に関係している熱で、気を巡らせ、気を発散させることが必要です。

6、ストレスが多く、そのためにイライラが強く、顔が赤くなっているとともに、肌荒れを起こして
  いる場合があります。  肝熱が上昇しているためで、肝火を下げて熱をとります
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■過食の事例

38歳のTさん、食後に顔が赤くなり、痒みも増え、かぶれたように肌荒れを起こしていました。
赤みは時間によって様々で、日中にひどく、夕方には治まることが多いようです。
また食べ物によっても症状が出やすくなることもありました。
頭部は脂漏性湿疹と言われていました。

病院では酒さと判断され、外用薬だけもらわれていました。

そこで漢方ではこの原因を<脾胃湿熱>、すなわち胃腸系に湿熱がこもりやすい状態のため、食事をするとさらに熱が産生され、顔が赤くなると考え、漢方薬は<茵ちん蒿湯>をお使いいただきました。

2週間後にお越しになり、顔の赤みやかぶれはほとんど治まったとのことでした。

原因が正確に捉えられれば、漢方薬で短時間で改善することがよくあります。

ご相談ください。

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カテゴリー: 未分類 タグ: のぼせ, 肝熱, 脂漏性湿疹, 赤ら顔, 過食, 酒さ

気管支ぜんそくが繰り返す

2016年9月7日 by 健伸堂

産後に喘息傾向になったIさん、喘息症状の度に吸入ステロイドを使っておられましたが、何度も繰り返すので漢方薬で対応できないか相談に来られました。

症状は咳が1日中続き、風や呼吸の刺激で咳が出やすい、咽に痰がくっついている感じがし、ヒューヒューという喘息特有の呼吸音も時々しました。
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そこでこの状態は漢方でいう<肺陰虚>と捉え、漢方薬Jや健康食品Hをお使いいただきました。
その後3日目位から咳が治まり、1週間ですっかり咳が出なくなりました。

もちろん吸入ステロイドはこの間使わなくても問題ありませんでした。

何度も繰り返す症状ですので、少し続けて体質改善が必要ですが、ほぼ即効性があり常備薬として置くといつでも使えて安心です。

自分に適した漢方薬を見つけると手持ち出来、いつも安心です。

どんな場合でも、その方に適した常備薬がありますので、ご相談ください。

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カテゴリー: 未分類 タグ: ステロイド, 喘息, 肺陰虚

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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