2002年の糖尿病患者は740万人、予備群を含めて1620万人でしたが、2007年には患者数890万人、予備群を含めて2210万人となっています。つまり5年間で1,36倍になりました。
遡って1955年からの統計では、患者数が35倍になっています。
その要因は、遺伝因子よりも環境因子が大きなウエイトを占めているようです。
すなわち、食生活の変化による高脂肪食、運動不足からの肥満、ストレスの増大がインスリンの分泌を低下させるなどが原因となっています。
環境がますます悪化していますので、今後も増え続けるのではないでしょうか。
漢方では、昔から<八味丸>がよく使われてきましたが、その他体質や症状により様々な漢方薬が使えます。
血糖値を下げるだけでなく、その後の合併症を防ぐことが大切です。
糖尿病は一生のお付き合いと考えて取り組むことが大切ですね。