肝硬変のご相談

肝臓は沈黙の臓器といわれ、悪くなっていても自覚症状がなく、かなり悪くなって初めて検査に現れるというものです。知らない間に進行し、肝硬変になる方もあります。

44歳のKさん、昔から多量の飲酒を続け、現在γーGTPは400以上、肝硬変と診断されてから相談にこられました。既に黄疸の症状があり、顔や目は明らかに黄色く、また腹水も少しあるとのこと。

詳しいデータはなく、とりあえず肝臓の働きを助ける健康食品と、清熱利水作用の<茵陳五苓散>をお使いいただきました。あわせて、今が人生の大きな転機にしてもらうため、アルコールをやめ、おなかの冷えるものや冷たいものを一切禁止することを約束しました。

そして20日後の今日来店されたのですが、顔色はすっかりきれいで少し赤みをさし、倦怠感もずいぶん減少し、朝起きが楽になったとの事。短期間にすっかり改善しました。近日中に病院へ行くとの事ですので検査結果が楽しみです。

服薬もさることながら、ご本人の固い決意と、奥様の厳しい対応が効を奏したようで、とてもうれしいい結果でした。