海外転勤の方の漢方薬

会社への転勤や海外の大学での研究などで、お客様が海外に住まわれることは結構あり、それだけ国際化していることを実感します。

長期出張などで行かれて、日本に時々帰ってこられる方は、その都度漢方薬を手持ちされますが、1年以上帰る予定のない方は発送することになります。それも、運賃が高いことや、税関での検査が厳しくて到着する保証がないことなどを考えると問題があります。特にアメリカ向けは、テロ事件の後検査が厳しくなる一方で、液体のものは疑いがかけられやすく、注意が必要です。

私も昨年中国に行った時ドリンクを10本ほど持っていったのですが、手荷物検査で引っ掛り、言葉がうまく通じないこともあり、一騒動になりました。放棄をしょうと思っても、疑いが掛けられると放棄すらできなくなります。

いろいろ経験しての結論は、海外に出かけるとき、または一度帰ってこられたときにまとめ買いをして、手持ちされることが一番です。そして、常備薬として置かれることをオススメしています。